kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

麻生太郎の側近は朝日新聞編集委員

旧聞に属するが、日本語の読み書き能力欠如が指摘されている麻生太郎に、雑誌に掲載するまともな論文など書けようはずもなく、『文藝春秋』11月号の論文にゴーストライターがいたというのも、さもありなんと思う。

このゴーストライター朝日新聞の記者という話だったが、私はそれ以上この件について調べる気にもならなかった。政治家のゴーストライターを新聞記者がやるのは、ナベツネなどもやっていた悪弊で、今に始まった話ではないからだ。そして、朝日の記者ならあの人だろうな、と思っていたのだが、その推測が正しかったことを一昨日ようやく知った。

曽我豪編集委員がその人で、麻生政権発足直後だったか、異様に麻生に好意的な記事を書いていた。曽我記者は文春の麻生論文を書いただけではなく、麻生とはよく一緒に飲んだりもする「側近」と言っても良い人だそうだ。

私はこれを知っても、やっぱりなあ、としか思わなかったのだが、考えてみれば、普段から麻生は朝日新聞の悪口を言って、それが右翼マスコミやネット右翼の人気を得てきたのだ。

安倍晋三も同様だったが、安倍と朝日は実際にNHK番組改変問題で戦った(朝日は敗れ、以後安倍に対して腰が引けてしまった)。しかし、麻生は表で朝日の悪口を言いながら、裏で朝日の重役待遇の記者とつながっていたわけだ。

麻生も麻生なら朝日も朝日、そして右翼も右翼だとしか言いようがない(笑)。