kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

日本が右に流れれば安倍晋三が出てくる...のか?(笑)

保守派の「倒閣テロ」に屈して、アブナイ計画を実現させないために。 : 日本がアブナイ! に、安倍晋三麻生太郎テレビ朝日の『TVタックル』に出演したことが書いてあるが、私もあの番組を途中まで見た。朝日新聞のテレビ欄に、安倍、麻生とビートたけしを持ち上げる気色悪い番組評が載っていたのだが、安倍はテレビで朝日新聞の悪口を言っていた。なんでも、安倍が首相をやった時に5人続けて朝日の記者が質問したとかいうのだが、そんなことを言われている朝日の学芸部記者が安倍を持ち上げる番組表を書くのだから、窓際の記者がテレビ朝日への転身を狙ってゴマをすっているのかもしれないけれども、情けない話である。

安倍はそのほかにも民主党への悪口を言い続けていたし、麻生は「中国に対してものを言う安倍さんや私が表に出るのは有事の時代だ」とかなんとか言っていた。だが、それ以外に彼らが何を言っていたのか、ほとんど印象に残らなかった。辛うじて麻生が経済のことを何かいっていた印象はあるが、安倍晋三が口を開き始めると、あのムニャムニャした口調のせいもあって、気が散ってしまってまともに話を聞くことができない。番組が半分くらい過ぎて、ほかのことを考え始めていたら、電話がかかってきたので、テレビのスイッチを切った。ダメなやつはいつまで経ってもダメなんだなあ、と改めて安倍晋三に呆れた。

麻生は、有事の時代には安倍や麻生が求められる、みたいな言い方をしていたが、今さら安倍や麻生、とりわけ安倍晋三なんかをもう一度総理大臣にしたいと思う人間がどのくらいいるだろうか。番組で、安倍内閣時代に次々と大臣がスキャンダルを起こした映像が出ていたが、安倍が総理大臣候補に名乗りを上げたら、再びそれらの映像がテレビで流れるに違いない。テレビで流れなかったらネットで私を含む多くの人間が安倍内閣(2006〜07年)の旧悪を書き立てるだろう。あれは、安倍晋三の運が悪かったのではなく、安倍晋三が選んだ人間だったからあんなにスキャンダルを起こしたのだ。安倍内閣が「お友だち内閣」と言われていたことは、誰もが覚えている。

いくら日本の社会が右傾しても、KY安倍晋三の復活だけはないと私は考えている。もし、安倍が再び総理大臣に返り咲くようなことがあったら、日本はアブナイ状態を通り越して、もう終わりである。

だが、終わりならぬ尾張にいる河村たかしや大阪の橋下徹は、安倍晋三と違って真剣に警戒する必要があると思う。今後民主党政権が打倒されるとしても、自民党安倍晋三一派だけではことをなし得ず、必ずや河村や橋下、それに「みんなの党」などが絡むだろうと私はにらんでいる。とりわけ河村たかしは、安倍晋三に一歩も引けをとらない極右で、"THE FACTS" の意見広告に名を連ねた人物であることを忘れてはならないだろう。