kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

『諸君!』にまた平沼赳夫の妄言が載っている

このところ右翼論壇誌平沼赳夫が出ずっぱりである。「また平沼か」って感じでうんざりするのだが、『諸君!』2009年1月号に「わが友 麻生総理よ、漫画はもうやめておけ」と題した駄文を発表していたので例によって飛ばし読みした。

麻生の不勉強を批判するのは良いのだが、平沼自身も「アインシュタインの予言」を信じていたり、上野のパンダ「ランラン」(笑)の謀殺説を唱えた人物だから「お前が言うな」としか言いようがない。

平沼は、自らのグループが麻生に自民党の手勢の駒として見られている、と不満なようで、平沼グループが橋渡し役となって大連立を作るのだと息巻いている。

こんなことは現実には起こり得ないと私は考えているが、万々一現実になった場合を考えるととんでもない話で、これは間違いなく改憲(平沼に言わせれば「自主憲法制定」)政権になるし、大連立から当然社民党は排除されるばかりか、民主党も分裂して左派は排除される。

この「論文」で平沼は「新自由主義」という用語を用いてこれを批判しているが、平沼らの言う新自由主義批判とは、排外主義的側面を強く持つことに注意しなければならない。そして、前首相の福田康夫を厳しく批判する一方で、そのさらに前の安倍晋三を絶賛し、一昨年に安倍をバッシングしたマスコミを罵っている。

平沼は、子分の城内実小泉龍司は選挙区で「善戦している」として鼻息が荒いのだが、当選圏にいるという読みなのだろう。私としてはこんな奴らは枕を並べて討ち死にしてほしいのだが、彼らの選挙区においては現状この2人が最有力の情勢であることは認めざるを得ない。

城内のライバル候補の陣営には、国籍法改正反対を論じたブログで明らかになった城内の醜い正体静岡7区の人たちに広く知ってもらうよう努力すべきだし、これまで城内の主張に惹かれてきた「リベラル系」の人には、城内がブログで展開した国籍法改正反対の数々のエントリをじっくり読んでほしいと思う。