kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

渡辺喜美の「政策グループ」に「小沢自治労」発言の屋山太郎が参加

渡辺喜美が右翼政治家の本性をますますむき出しにしてきた。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090117k0000m010101000c.html

渡辺喜美氏:新党結成も視野 政策グループを近く発足へ

 自民党を離党した渡辺喜美元行革担当相は16日、国会内で江田憲司衆院議員(無所属)らと記者会見し、公務員制度改革などを目指す政策グループを近く発足させることを明らかにした。2月上旬をめどに準備会を開く。

 会見には、政府の道州制ビジョン懇談会座長でPHP総合研究所社長の江口克彦氏、国家公務員制度改革推進本部顧問会議メンバーで政治評論家の屋山太郎氏が同席。政策グループは▽脱官僚地域主権▽生活重視−−を柱にした国民運動を目指し、議員、文化人、らに参加を呼び掛ける。名称は公募の予定。

 渡辺氏は「今回の動きを新党につなげることは考えていないが、衆院解散以降に別の動きがあるかもしれない」と述べ、新党結成も視野にあることを表明。また江田氏は、高橋洋一東洋大教授らと設立した官僚OBの政策集団脱藩官僚の会」との連携の可能性を示唆した。【白戸圭一】

毎日新聞 2009年1月16日)

PHP総合研究所江口克彦だの、屋山太郎だのが渡辺喜美の仲間だということだ。

とりわけ屋山太郎は、有名な産経文化人であり、一昨年夏の参院選前に「消えた年金」問題が騒がれた頃、「年金問題は "小沢自治労" 問題だ」と放言して、責任を自治労及び民主党になすりつけようとした人物である。しかし、屋山の「小沢自治労」発言は、国民の支持が全く得られず、自民党参院選で惨敗した。

そういえば、渡辺喜美自身、田原総一朗が「安倍(晋三)さんは、コイズミさんさえできなかった公務員改革をやろうとしている」として安倍を持ち上げていた頃の、いわば「安倍カイカク」の実働部隊だった。

自党の代表を「小沢自治労」呼ばわりした屋山太郎とつるんでいる渡辺喜美。これでも山岡賢次は渡辺を「志を同じくする」とヨイショするのだろうか? あまりの倒錯ぶりに頭がクラクラしそうだ。


[付録]

コイズミや安倍晋三マンセーしたみのもんたは、なぜか麻生太郎に対しては冷淡で、そのかわりに渡辺喜美を熱心にマンセーしているそうだ。

「渡辺喜美衆議院議員」に乗り換えたのですか? - みのもんたさんは朝の番組... - Yahoo!知恵袋

みのもんたさんは朝の番組で、
小泉元首相のときは【小泉さん小泉さん】
安倍元首相のときは【安倍さん安倍さん】と発言して讃えていました。
麻生首相になってからは【渡辺さん渡辺さん】と、渡辺喜美衆議院議員を小泉元首相・安倍元首相と同じようにして讃えていますが、「渡辺喜美衆議院議員」に乗り換えたのですか?
麻生首相には、なぜ小泉元首相と安倍元首相のように讃えないのですか?

道理で、渡辺喜美に好感を抱く国民(っていうか視聴者)が多いはずだ。「みのポリティクス」の勢いは、残念ながらいっこうに衰えていない。