kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

小沢・菅・志位・山本太郎らが「脱原発」小泉純一郎にラブコール

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013102002000123.html

脱原発で結集期待 ゼロ発言 小泉元首相旗印


 「原発ゼロ」を繰り返し訴える小泉純一郎元首相に、野党や自民党脱原発勢力からラブコールが殺到している。自身は表舞台に再び立つことを否定しているが、小泉氏を中心に与野党脱原発勢力が結集する可能性はあるのだろうか。 (宮尾幹成)

 小泉氏の発言を歓迎しているのは民主党菅直人元首相、前原誠司元外相、みんなの党渡辺喜美代表、共産党志位和夫委員長、生活の党の小沢一郎代表、社民党又市征治幹事長ら。

 渡辺氏は十七日の衆院本会議の代表質問で小泉氏と直接「原発ゼロ」について語り合ったことを紹介し、安倍晋三首相に脱原発への政策転換を迫った。

 また七月の参院選で初当選した山本太郎参院議員(無所属)も本紙の取材に「言っていることはすごくまともだ」と評価している。

 彼らの多くは、以前小泉氏を批判し、激しく対立してきた。その「政敵」を持ち上げているのは小泉氏の知名度と発信力を利用し、脱原発の機運を高めようとしているからだ。

 特に、人気のある政治家を担ぎ政治勢力をつくる手法を繰り返してきた小沢氏には「小泉脱原発政党」を仕掛けようとしているのではとの臆測も流れる。

 自民党内からも歓迎の声が上がる。小泉氏の次男・進次郎復興政務官は父親に歩調を合わせる。超党派の「原発ゼロの会」の世話人を務める河野太郎衆院議員は「全国津々浦々を回って広めてほしい」と期待する。安倍首相が原発推進の方向を打ち出す中、自民党内の脱原発勢力は声を上げる機会を失ってきた。小泉氏の発言で、堂々と持論を訴える機運は高まってきたようだ。

東京新聞 2013年10月20日 朝刊)

あほらしい。特に赤字ボールドにした部分は、鼻で笑ってしまった。なぜって、「日本未来の党」の衆議院選挙惨敗からまだ1年経ってないじゃん。

そのうち「脱原発に頑張る小泉元首相を応援しよう」とかどっかの左翼人士が言い出すかも、とそこまで思って気づいたのだが、小泉の「脱原発」にエールを送っていると報じられた中に、橋下徹の名前がない。そう気づいて「橋下 小泉 脱原発」でググってみたが何も見つからず、
橋下徹。この男、信用できる? - NAVER まとめ に、

何とかして話題になりたい橋下です。小泉の脱原発に追随すれば?

と書かれていたくらいだから、橋下は小泉の「脱原発」には賛意を表明していない模様だ。おそらく今は橋下にとっては石原慎太郎との関係が重要であるため、脱原発など言い出せないのだろう。橋下の本性を露呈した現状といえよう。


なお、小泉の「脱原発」について、

彼の脱原発論が、使用済み核燃料の最終処分の問題という、原発推進派の最も痛いところを突いて、正面から切り込んでいる

として、

小泉氏は本気で脱原発を願っており、脱原発派は、既に政界を引退した個人として接し、(慎重に)利用した方が良い

とする意見を表明したブログ記事を発見した。私とは意見が異なるが、興味深い記事だったので、下記にリンクしておく。

この記事には橋下批判ももれなくついてきている。

私は小泉に否定的だが、もし万一、小泉の「脱原発」標榜によって自民党政権原発政策が変わるようなことがあれば、自説を訂正しても良いとは思っている。そんな可能性は万に一つもない、単に口先だけのウケ狙いで何もするはずないと思うから小泉に否定的であるのだけれど。