kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

城内実衆院議員が書いた、たった一つの傾聴すべき主張

城内ブログの文章は、本当に城内実代議士が書いたものだろうかと疑わせる代物だが、一箇所だけ共感できるところがあった。

あえて同じブロガーという対等な立場で敬意を表しつつ反論いたしました。(ただ、「おまえは『権力者』なのだから一般市民の俺様を批判することは許せん!」と言われたらみもふたもありませんが・・・・。)

ここで城内実氏(本人が書いているものとみなす)が示唆している通り、一般市民だからといって批判を受けない特権などあろうはずがない。そんなことは、『凪論』の管理人や某左翼ブロガー(笑)は、露ほども思っていないに違いない。

問題は、城内実氏を応援するブログを運営している人と親しい政治ブロガーに、一般市民は批判を受けない特権があると思い上がっている連中が多いことだ。私はこれにはほとほと呆れ果てている。たとえ一般市民だろうが、ひとたび政治家なり政党を批判したら、逆に批判を受けることを覚悟しなければならない。そんなものは当たり前であって、その覚悟ができていない人たちが自分の書いたブログの記事を批判されると、「自分がやられて愉快でないことを人にするな」などと主張するのである。アホかと言いたい。

たとえば、誰とは言わないが排外主義者、いやそんな書き方をするとまた誤解を招くから、友人であるユダヤ陰謀論者を称賛する記事を書いたとする。すると、それ自体がユダヤ人を差別し排除する言説にほかならないわけだから、第三者から厳しい批判を受けて当然なのである。ところが、一部の人たちは、そんな批判を受けると、機嫌を損ねて「平気で一般人の悪口を書く」などと言って怒る。しばしば私が、「政治ブログを書く資格がない」と書くのは、そういう人たちを指しているのである。たとえば、私は城内実氏をさんざんに批判してきた人間だから、城内氏にも私を散々に批判する権利はある。問題は、それに説得力があるかどうかだけである。