kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「共産党支持者」?

貧困>選挙>こんな人物には投票しない(その1) ( 地方自治 ) - さつきのブログ「科学と認識」 - Yahoo!ブログ のコメント欄より。

どうもひとつの問題で共産党の主張と同じことを言うだけで人間扱いされないような、そんな国になってきているようですね。確かに私は、○○さんよりは共産党に甘いでしょう。同じくらい民主党にも甘いのですけれど、両者に同じくらい甘い者は、「共産党支持者」ということになってしまうようです。なんともはや・・・

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全然違う件で同じ目に遭ったのでよく理解できます。私も「共産党支持者」と呼ばれたことは、http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20091112/1258029359 に書きました。

きまぐれな日々 ブロガーを惑わす植草一秀氏は「ハーメルンの笛吹き男」だ で書いたように、リアルの民主党リベラル派議員は、

構造改革の矛盾が顕在化するにつれ、社会保障・反貧困・教育・環境などの運動団体、社民党共産党などとも連携をとりながら構造改革政治の矛盾を突き、またそれに代わる制度の追求も行なってきた。このグループは、〇七年に民主党の反構造改革への方向転換が始まると勢いを増し、自公政権の開発型政治、構造改革政治の矛盾を国会で追及し、民主党の看板的な政策を担いマニフェストの拡充を行なってきた。

(『世界』 2009年12月号掲載 渡辺治新自由主義転換期の日本と東京 変革の対抗的構造を探る」より)

というのが現実です。一部の民主党支持者や植草一秀氏らは、民主党の足を引っ張っているようにしか私には見えません。

属人的議論をするな、という主張には必ずしも私は賛成しませんけれども、議論の筋が通っているかどうかが基本であるのは確かです。

ところで、ブログのタイトルの下に、

国会議員の定数削減に反対という「きまぐれな日々」のkojitakenさんに賛同します

とありますが、ご賛同ありがとうございます。

たとえば民主党員でもさとうしゅういちさんなどは、やはり定数削減に反対し、比例区に重きを置いた選挙制度中選挙区比例代表併用制だったと思う)を主張されています。もっと民主党にもこういう人が増えていけばよいと思いますが、「赤狩り」を志向する人が増えるようではどうしようもありません。

ちなみに私は、東京都知事選では、「AbEnd」ブロガーの中でもかなり早期に浅野史郎氏支持を打ち出した人間です。今、民主党政権マンセーしている人たちには、民主・共産両党の支持者に配慮してか、旗幟を鮮明にしない人が多かったと認識しています(一昨年の参院選前までは、「AbEnd」には共産党支持のブログからのTBが多く、民主党支持系と拮抗していましたからね)。しかし、某ブロガーが主催した浅野応援ブロガー勝手連には、誘われましたが参加しませんでした。今にして思えばこの判断は大正解でした。主宰者の友人である某コメンターにして共同執筆者は、その後浅野氏を「新自由主義者」として批判し、城内実の応援にのめりこんでいきましたからね。主宰者は安倍晋三に対する批判も、安倍の総理大臣辞職と同時に「水に落ちた犬は叩かない」などと言って止めてしまいました。そんな連中と共闘なんかしないで良かったと思います。もちろん私は、吉田万三候補は立候補を辞退すべきだったなどとも言ってません。選挙結果を見たって、浅野、吉田両候補の票を足しても石原に及ばなかったわけですし、なんで今頃あの時のことが議論になるかも理解できません。

浅野史郎氏は、現在大変な病気と戦っておられますが、一昨日、浅野氏の新たなメッセージがサイトに載りました。
浅野史郎・夢らいん

浅野史郎から 2009.11.12

 私の病状、治療の状況について、この欄で、何も報告しないままに時間が過ぎてしまいました。ご心配いただいている方々には、改めて、感謝申し上げます。

 骨髄バンクのご示唆もあり、あまり詳しいことは書けないことを、まず、ご理解いただきたいと思います。治療に関しては、ほぼ予定どおり進んでいます。もともと、病気の性格上、治療には長くかかることは認識していましたが、少し「寄り道」があったので、予定以上に時間がかかる見込みです。もともとが「マラソン・レース」なのですから、そう考えれば、ゴールまではじっくり走りこむことが必要ですし、コースの中には山あり、坂ありです。今のところ、とんでもない山坂には遭遇していません。

 体調に関しては、良好です。治療に伴う副作用も、現在のところは、ほとんどない状況です。このままの調子で、ゴールまで行ければいいと期待しています。

浅野氏の病気の治癒と復帰を祈念したいと思います。