kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

平沼赳夫が民主党に向けて放った悪口雑言

きまぐれな日々 平沼赳夫が「保守再興へわが闘争は続く」と吼えた! でも一部を紹介したが、亀井静香らとの新党構想にあまりに腹が立つので、『正論』12月号に平沼が書いた民主党への悪口雑言をさらに紹介する。

 さて、(民主党でも自民党でもない)第三の流れを水量の豊かな大河にしていくために何をなすべきか。そこには奇策はない。日本の歴史・伝統・文化に基づいた日本人が幸福になる政策があるということ、そして民主党が掲げる政策がいかに日本の将来を危うくするかということを、理路整然と国民に伝えていく以外に道はないと考えている。将来のやり方に加えてインターネットというツールを利用しながら、一人でも多く理解者を増やしていくつもりだ。

(中略)

 わが国の将来を本当に憂える人々は着実にその数を増している。そしてこうした人々の熱い思いを注がれて、第三の流れが着実に水量と勢いを増しているのを実感する。わが国の根幹をズタズタにする民主党の政策に対して、私たちは全身全霊をかけてその防波堤となる用意がある。私たちの戦いはこれからが正念場である。

(『正論』 2009年12月号掲載 平沼赳夫 「保守再興へわが闘争は続く」 より)

平沼は同じ記事で、自民党に復党して総裁選出馬を要請されたが、自分の信念からきっぱりとその申し出を断ったと明記している。

ならば、平沼自身がここまで悪口雑言の限りを尽くした民主党を中心とした政権になど参画してはならないはずだ。そんなことをしたら、平沼自身の書いたことなど何の重みもないことになってしまう。「信念」を強調する平沼であれば、亀井静香の申し出も、自民党総裁選の出馬同様きっぱりと断るべきだし、万一平沼が判断に迷って動揺するようなら、「信念を貫く男」・城内実は、体を張って平沼一派の国民新党新党日本合併新党への合流を阻止すべきだ。ちょうど9年前に、谷垣禎一が体を張って加藤紘一を押しとどめたように。