kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

城内実は「平沼新党」への参加を渋っているのか?

目を疑うニュースだった。

http://www.asahi.com/politics/update/0402/TKY201004020213.html

平沼氏、4月中にも新党「早ければ早いほどいい」

2010年4月2日12時52分


 新党結成に意欲を示す無所属の平沼赳夫経済産業相は2日、「早ければ早いほど新たな党を立ち上げるのは望ましい。(法律上の政党)要件を満たす状況にはなってきている」と記者団に述べ、今月中にも、国会議員5人以上の政党要件を満たす形で新党を結成する意向を示した。

 平沼氏は自民党議員を中心に連携を模索。夏の参院選民主党過半数獲得を阻止し参院選後のキャスチングボートを握る狙いがある。この日も記者団に「今の政治の流れは変えなければならない。私どもの信念だ」と語った。

 新党のメンバーとして、与謝野馨財務相園田博之官房副長官に関しては「今の段階では言えない」、先月に自民党を離党した鳩山邦夫総務相とは「今のところあまり接触はない」と説明。平沼グループ城内実小泉龍司の両衆院議員については「(党発足時の)最初のメンバーには入っていないが、将来は参画してくれると思う」と語った。


これはいったいどういうことなのだ。口を開けば「平沼先生、平沼先生」と言う城内実が「平沼新党発足時の最初のメンバーには入っていない」とは。

小泉龍司ならまだ理解できる。平沼や城内のような極右とは思えないし、平沼赳夫城内実ばかり可愛がって小泉龍司には冷たいように以前から見えていた。

しかし、城内実平沼新党に参加しないとなると、平沼にとっては「飼い犬に手を噛まれる」のも同然だ。何より、それでも城内実は「信念を貫く男」といえるのか。

たとえ最終的には城内実平沼新党に参加するにせよ、新聞記事にこんな書き方をされること自体、城内の腰が定まっていないことを意味する。城内が貫く「信念」とはその程度のものなのだろう。

敵とはいえ、ここまでどうしようもないやつだとは思わなかった。