kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

大平正芳生誕百年

100年前の今日3月12日、大平正芳香川県三豊郡和田村(現観音寺=かんおんじ=市)で生まれた。

安倍晋三平沼赳夫城内実ら極右が「保守」を僭称する今日この頃だが、かつては大平正芳が属していた「保守本流」が保守の代表格だった。

それが、今では大平の元秘書・真鍋賢二参院議員の息子・真鍋健が平沼赳夫の軍門に下り(昨年の総選挙に平沼一派から立候補して落選)、ネットの「リベラル」たちは平沼の子分・城内実の軍門に下るご時世である。ため息しか出ない。

ところで、大平正芳は首相在任中の1980年6月12日に心筋梗塞で急死した。ちょうど3か月後に、没後30年の記念日がやってくる。この大平の急死が、選挙期間中だった衆参同日選挙に影響を与え、自民党の大勝につながったといわれている。つまり、現在安倍、平沼、城内らが大きな顔をしていられるのも、大平の急死があったからともいえるのである。おっと、平沼と城内は自民党じゃなかったんだっけ。