イラ菅の亀井への口撃に、気分はすっきりも要警戒+平沼に自民県連から復党要請 : 日本がアブナイ! より。経済政策について触れたエントリ前半にはあまり賛成できないが、このブログではなんといっても平沼一派情報に注目だ。
昨日、党本部の対応に関して、こんなニュースが出ていた。
『自民党岡山県議団が、先週、平沼赳夫衆院議員に復党を要請
したことについて、自民党本部の二階俊博選対局長から「ひき
つづき粘り強く説得を」と了解を得たことがわかりました。10日開かれた県議団の総会で、天野学県議が報告したもの
で、平沼議員に復党要請を行ったことについて、二階選対局長
が「理解できる。ぜひ地元から粘り強く説得してほしい」と
話したということです。
自民党岡山県議団は、来年の参院選で勝つためには、平沼氏の
協力を得ることが不可欠としていますが、今のところ平沼氏本人
から正式な回答はないということです。<RSK10日>』
参院選の岡山選挙区だが、江田五月が議席を持っている。かつては定員2だったが、現在は定員1。2004年に落選した自民党の加藤紀文は不出馬を表明しており、自民党岡山県連は2007年に姫井由美子に敗れた片山虎之助の公認を申請しているはずだ。
片山が落選した時、平沼の非協力的な姿勢が影響したといわれている。片山の応援をさせられるくらいなら自民党になんか戻ってやるものかと平沼がへそを曲げるかと思いきや、平沼は最近、「自民党を主体にいい保守をつくることが平沼赳夫に課せられた使命。伝統ある自民党を土台として」などと発言しているのだという。調べてみたら、地元・津山で行われた集会で、確かにそう発言したらしい。毎日新聞の記事*1がリンク切れになっているが、記事についた「はてなブックマーク」*2から途中まで復元してみる。
平沼・元経産相:「自民主体にいい保守を」 参院選協力に前向き 津山で集会 /岡山
衆院岡山3区の平沼赳夫元経済産業相(70)=無所属=は7日、津山市で開いた後援会集会で、今後の活動の方向性について「自民党を主体にいい保守をつくることが平沼赳夫に課せられた使命。伝統ある自民党を土台として、来年の参院選までに目鼻を付けたい」と述べた。また、衆院選で落選した平沼グループの候補者が、同党との選挙協力で参院選出馬することも「流れの中では大いにあり得る」と述べ、連携に前向きな姿勢を示した。平沼氏は「今の自民党だけでは国民の期待に応えられない」として、第三の流れとしての新党結成を模索している。
うーん。もし平沼赳夫が片山虎之助を応援し、江田五月と対決するとなると、これは注目の選挙区になる。そして、平沼は一部の旧「政権交代」ブロガーたちの夢想とは異なり、はっきり自民党側の旗幟を鮮明にすることになる。
先日、城内実がナベツネと会談したことを思い出した。二人は何を話し合ったのだろうか。
私は、自民党は平沼赳夫と城内実を早く復党させてやれば良いと思うし、それで右派民族主義色でも勝手に強めて、参院選の争点にでもすれば、自民党の党勢回復間違いなし! と思うのだがいかがだろうか。
谷垣禎一総裁の存在がネックなのだったら、総裁を安倍晋三に交代させれば良い。それでも平沼がむずかるなら、谷垣と加藤紘一を自民党から追い出して平沼に誠意を示してやれば良いと思うのだが‥‥