kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

藤澤ノリマサとヤクルトとドヴォルザーク

ヤクルトといっても、Bクラスに転落したプロ野球ヤクルトスワローズではない。乳酸菌飲料のコマーシャルで流れていた歌のメロディーに聞き覚えがあるなあと思ったら、ドヴォルザーク作曲の弦楽セレナーデの第4楽章だということに気づいた。超有名な曲ではないが、高校生の時にソ連A型インフルエンザにかかって猛烈な嘔吐をした上、39度を超える高熱が出て、学校を休んで寝込んでいた時に、FMラジオで初めて聴いたという特別なシチュエーションゆえによく覚えているのだ。全部で5つの楽章からなる曲の中で特に印象に残ったのが、コマーシャルで使われている第4楽章だった。あの時は胃をひどくやられて5食抜いた。これまでにかかった最悪のインフルエンザだった。

調べてみると、藤澤ノリマサという男性歌手が歌っていて、この人、ポップスの人ながら、武蔵野音楽大学声楽科卒で、これまでにもクラシックの曲をカバーした歌を歌っていたらしい。ドヴォルザークのセレナーデをカバーした歌は、「笑顔の理由(わけ)」というタイトルで、6月9日にシングルが発売されるとのこと。

藤澤は、やはりクラシックの作曲家・ホルストの有名な「ジュピター」をカバーして6年前に大ヒットを記録した平原綾香と共演したシングルも出しているようだが、これは、YouTubeで確認したところ、昔ビリー・ジョエルも歌ったベートーヴェンの「悲愴」ソナタのカバーだった。



「笑顔の理由」の方は、まだ動画がなさそうなのでドヴォルザークの原曲を。