kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

年とってからnikaidouや2ちゃんねるにはまった石原慎太郎

年をとってからネットにはまるとろくなことがない。

東京五輪の誘致に失敗して、黄昏や立ち枯れのムードが色濃く漂ってきた石原慎太郎は、ネットでnikaidouとか2ちゃんねるばかり見ているらしい。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010041890070655.html

『与党は帰化した子孫多い』 石原知事 

2010年4月18日 07時06分

 民主党などで検討されている永住外国人への地方参政権付与をめぐり、東京都の石原慎太郎知事が十七日、都内の集会で「帰化された人、そのお子さんはいますか」と会場に呼び掛けたうえで、「与党を形成しているいくつかの政党の党首とか与党の大幹部は、調べてみると多いんですな」と発言をした。

 発言は、自民党を中心とした地方議員ら約五百人が参加して千代田区内で開かれた「全国地方議員緊急決起集会」の席上であった。「(帰化した人や子孫が)国会はずいぶん多い」といい、根拠を「インターネットの情報を見るとね。それぞれ検証しているんでしょうけれど」と人物は特定せずに説明し、与党にも言及した。(以下略)


この記事を読んで、城内実のブログでコメンテーターたちが小泉純一郎小沢一郎を「朝鮮人」認定していたことを思い出したが、考えてみれば小泉も小沢も「与党の党首」ではなかった(小沢については、与党の党首かと一瞬思ってしまったが)。

この石原発言に、福島瑞穂が怒った。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010041900308

石原知事の提訴検討=「帰化」発言めぐり−社民・福島党首

 社民党福島瑞穂党首は19日の記者会見で、石原慎太郎東京都知事が与党幹部には親などが帰化した人が多いと語ったとした上で、自身を念頭に置いた発言だとの認識を示した。「私も両親も帰化した者ではない。発言は永住外国人地方参政権に賛成してきた私の政治信条をゆがめ、踏みにじるものだ」として、発言を撤回しない場合は提訴も検討する考えを示した。
 一部報道によると、石原氏は17日に都内で開かれた会合で、永住外国人への地方参政権付与問題に関連して「与党を形成しているいくつかの政党の党首とか与党の大幹部は(親などが帰化した人が)多い」と発言したとされる。 (2010/04/19-12:43)


そういえば福島瑞穂もそういう噂を立てられていたのだった。菅直人も同様だが、菅も「党首」ではない。

福島瑞穂は、提訴を「検討」などと甘いことを言わず、石原慎太郎を正式に提訴してほしい。党の先輩、土井たか子が元産経新聞記者によって右翼雑誌『WiLL』に同様の記事を書かれて提訴し、勝訴した例がある。

ましてや、石原慎太郎といえば、たそがれか立ち枯れかわからない泡沫政党の応援団長である上、日本電波送信塔の塔首も石原に心酔しているとのこと。くだらない極右ネオリベ新党群のキーパーソンであるうえ、「老害」といわれても仕方ないひどい発言だ。さすがに、福島が真剣に対応すれば、よほどのレイシストでもなければ人々が石原を支持することはなく、極右新党群にダメージを与えることができるだろう。

それにしても、年をとってからネットにはまるとろくなことがない。少し前にも、「マスゴミ」とか「鳩左ブレー」などと書いた極右政治家がいた(故人)。石原の場合、若い頃から恥の多い人生だったから「晩節を汚す」という表現は当たらないが(「黒シール事件」の前科もある)、「恥の上塗り」とはいえるだろう。

世間に害毒しか流さない老害を、とっとと表舞台から追い出そうよ。