kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

親しければ質問を手加減するのが「政治家」なのか?

民主党参院選挙区に原田大二郎を擁立するというニュースのおかげで、私への言及を含む1年前のトンデモ記事を見つけてしまった。
喜八ログ: 戸倉多香子さんと佐藤優さん

■2009年03月15日、東京都内で開かれたシンポジウム「青年将校化する東京地検特捜部〜小沢第一秘書逮捕にみる検察の暴走〜」(主催:フォーラム神保町)。

「『青年将校化する東京地検特捜部』オンデマンド放送」

この場で戸倉多香子さん(民主党衆院山口4区公認予定候補者)が佐藤優さん(神学者・作家)に質問をしました(上の動画で1時間8分過ぎころから)。


■これに関して、かの「kojitaken」さんが「誤解」をされていますね(笑)。

戸倉氏は、なんで検察はコイズミや竹中ではなくて小沢さんをやるのかと佐藤優を問い詰めた。しかし、佐藤はコイズミや竹中も検察は狙っていると言ったあと、「右のほうでもやられた人がいる」と、村上正邦の例を持ち出して逃げた。質問にはまともに答えず、論点をそらしたという印象を受けた。


しかし、戸倉多香子さんと佐藤優さんの間柄を知る者であれば、戸倉さんが「"問い詰めた"」とか、佐藤さんが「"逃げた"」なんて発想は出にくいわけであります。

(注:元記事に張られているリンクは面倒なのでコピペしなかった。たどりたい人は喜八の元記事からたどってくれ)


喜八がこんな馬鹿な記事を書いてたとは全然知らなかった。当時知ってたらすぐさま槍玉に挙げてたとこだ。

戸倉多香子氏と佐藤優の「間柄」がいったい何だというのだ?

仮に戸倉氏と佐藤が個人的にごく親しかったと仮定したところで、それなら戸倉氏が佐藤を「問い詰め」たりしなかったとでも喜八は言うのか?

そもそも、政治家というのは「経世済民」を肝に銘じて活動しているものではないのか? そして、そのような人間であれば、たとえ個人的に親しい人間が相手でも、決して質問を手加減したりするはずがないのではないのか?

こういう文章を見ていると、喜八が城内実レイシズム全開エントリについて沈黙したり(時には弁護したり)、ヘンリー・オーツのユダヤ陰謀論ユダヤ人差別)エントリに対して何も言わない理由がよくわかる。

そしてこのエントリから半年あまり後、喜八はついに「政治ブログ」から撤退した。

こんな卑怯な人間が世の中に存在すること自体に唖然とさせられる。