kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

辛坊治郎の極右番組は予想通り今週も消費税増税キャンペーンを展開

例年ゴールデンウィーク明けは私にとって鬼門なのだが、今年は特にひどくて、金曜日に帰宅するや、疲れがどっと吹き出した。

ブログもほとんどまともに書けないありさまだが、予想通り辛坊治郎読売テレビでやっている極右番組で、消費税増税キャンペーンをしつこくやっていたことを記しておく。番組では、視聴者から寄せられた意見で消費税増税容認が70%に昇ったとして鳩山政権を批判していたが、そりゃテレビ朝日その他ともども、あれほど一方向に偏った主張を垂れ流し続ければそうなるだろう。番組では梅田駅前で街の声を拾っていたが、マスコミによる刷り込みが奏功していることを痛感させられた。与党のブレーンにして、税調専門家委員会の委員長である福祉国家志向の財政学者がいくら岩波新書で自説を論じても、そんな本を読む読者などほんの一握りだ。いったい発行部数は何部くらいなのだろうか。一方、辛坊の極右番組の視聴率は数パーセントだろうけれど、それでも数百万人の人々の目に触れる。世論を支配しているのは紛れもなくマスメディア、特にテレビである。在京キー局もひどいが、大阪の読売テレビはこの番組のほか、首都圏ではネットされない日曜日のやしきたかじんの番組といい、その極右及び新自由主義への指向性は目も当てられないほどひどい。

ところで、あの番組でアシスタントをやっている虎谷温子という読売テレビのアナウンサーは、名は体を表すというべきか阪神ファンなのだそうで(司会の極右兼新自由主義者辛坊治郎阪神ファン)、てっきり大阪出身かと思っていたのだが、青森県出身なのだそうだ。それが、いまや都会に出てきて、あたかも大阪人(か東京人)のごとく、新自由主義の片棒担ぎをやっているとは、地元の人たちにとっては嘆かわしい限りではないかとふと思った次第だ。