kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

結果を出せない政治家は去れ。さもなくば政権交代自体が水泡に帰す

鳩山由紀夫首相に本当に普天間基地の県外・国外移設の意図があったかどうかはどうでも良い。鳩山首相が県外・国外移設への道を開けなかったことがすべてだ。

私は政治・経済の門外漢だけれども、学生時代に政治学を専攻して、プロの政治家なら結果責任を問われて当然であることを十分理解しており、鳩山首相が県外移設を断念してアメリカと妥協した時には、鳩山はもういいと書いたブロガーまでもが、鳩山批判の声が高まるや、再び鳩山擁護に転じたりしている。

気持ちはわからなくもないが、賢明な態度だとは私には思われない。

思い出すのは、自民党の支持者が結果を出せなかった安倍晋三麻生太郎に対して見せた深情けである。能力のない安倍や麻生など早々に切り捨てる道を自民党が選んでいたら、昨年の総選挙での惨敗はなかっただろう。そして、同じように能力のない鳩山首相を早々に切り捨てなければ、民主党はほんの少し前に自民党が歩んだと同じ道を歩むだけだ。

何度でも繰り返して言うが、政治が結果がすべてである。結果を出せない者は、退場あるのみ。支持者が無能な指導者に深情けをかけるようでは、政権交代自体が水泡に帰す未来が待ち構えている。