危うく書き忘れるところだったが、今日のテレビ朝日「サンデーフロントライン」は、先週とは少し風向きが変わっていて、消費税増税で痛手を受ける地方の声を取り上げていた。
その例として映し出されたのが、ご存知城内実衆院議員のお膝元・浜松。「サンプロ」の時代から継続してこの番組に出演している小川彩佳アナウンサーが浜松の町を訪れてレポートしていたが、駅前は閑散としており、2001年に経営破綻した松菱百貨店が未だに廃墟と化しており、もちろん商店街はシャッター街と化しているなど、スズキやヤマハの企業城下町である浜松市が疲弊している様子を伝えていた。
商店の店主たちは口々に、消費税を上げられたらますます商品を買ってくれなくなってやってられないと言っていたが、こういった声は、選挙区をくまなく歩いている城内実衆院議員は、もちろん日頃から耳にしているだろう。
だからこそ、消費税増税厨である与謝野馨が参加した「たちあがれ日本」になんか参加できない、という判断を城内実衆院議員が下したのであれば、それはそれで評価できるのだが、例によって税制改革に関する城内実衆院議員の見解を、私は寡聞にして知らない。