「えらぼーと」の分析は、やはりなかなか面白い。21項目の設問があるが、いろいろな与野党対決パターンがある*1。
- 「民主党対その他」型 2件
- 「高速道路の無料化」は民主党のみ賛成多数
- 「選挙後の連立組み替え」は民主党のみ「問題ない」が多数
- 「民主・公明・共産・社民対その他」型 4件
- 「憲法9条改正」は共産・社民全員反対、民主・公明は反対多数
- 「集団的自衛権の政府解釈」は共産・社民全員が「見直し不要」、民主・公明が「見直し不要」多数、その他は「見直す」が多数
- 「選択的夫婦別姓」は公明・共産が全員賛成、社民が1人を除き賛成、民主が賛成多数
- 「永住外国人の地方参政権」は公明・共産・社民が全員賛成、民主が賛成多数
- 「社共共闘」型 4件
- 「日米安保」は社民が全員「友好条約に改める」、共産が「友好条約に改める」(70%)または「破棄」、他党は現状肯定が多いが、たちあがれ日本と日本創新党は「軍事面を強化」が多数（笑）
- 「北朝鮮政策」は社民の全員と共産の多数が「対話を進めるべき」、公明が現状肯定、民主は3つに分かれたが「圧力を強める」が最多、国民新党は3つに分かれたが現状肯定と「対話を進める」が並んで最多、他は「圧力を強める」が多数
- 「普天間基地移設」は共産の全員と無回答の1人を除く社民の全員が「国外」、他は「辺野古付近」が多数
- 「経済・財政運営」は共産・社民が福祉重視、他は法人税減税が多数
- 「民主プラス社共対その他」型 1件
- 「基礎年金の財源」は民主・共産・社民が「税方式」が多数、他は「保険料方式」が多数
- 「三党連立対その他」型 1件
- 「民主・公明・社民対その他」型 1件
- 「子ども手当」は民主が現行肯定と「増額」が拮抗、公明・社民は現状肯定が多数、他は「他の政策」が多数
- 「民主・社民・みんなの党対その他」型 1件
- 「官僚の国会答弁」は民主・社民・みんなの党が反対多数、他は賛成多数
- 「共産・社民・国民新党・みんなの党対その他」型 1件
- 「極右政党突出」型 1件
- 「自民・たちあがれ日本共闘」型 3件
- 「二大政党（民主・自民）＋α対その他」型 1件
- 「政党政治のあり方」は民主の多数と自民の約半数が「二大政党制」、他は大部分「多党制」だが、なぜか日本創新党が「二大政党制」支持多数
- 「共産・たちあがれ日本対その他」型 1件
- 「地方への財源・権限の委譲」は共産・たちあがれ日本が「慎重に進め、全国一律のサービスを国が保障すべき」が多数、他は「移譲を進め、自治体の実施で裁量できる業務を増やすべき」が多数
