kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

電気自動車の規格が厳し過ぎるとほざいた橋本浩ってバカじゃないか?

先月の月末に続いて、昨夜もテレビ(「報ステ」)をつけっ放しで寝てしまって、深夜に目が覚めたら「朝生」をやっているというパターンだった。

その「朝生」にキョウデンの橋本浩が出ていて、日本の電気自動車は規格が厳しすぎて安全性が過剰になっている、だからシェアを落とすんだ、もっと規制を緩和して俺にも参入できるようにしろなどと言っていた。

私はこの橋本という新自由主義者が大嫌いで、こんなやつだとか勝谷誠彦のような馬鹿な人間がテレビでもてはやされている間は日本は良くならないというのが持論だが、これも実にひどい意見だった。

なんたる無知、なんたる無恥だろうか。

電気自動車の安全性というと、バッテリーの安全性が特に要求されると思うが、エネルギーのかたまりであるバッテリーを搭載する電気自動車は、爆弾を積んで街を走るようなものなのである。安全性の規格が厳しいのはそのためだし、トヨタを初めとする日本の自動車メーカーがバッテリーの安全性に特に神経をとがらせているのも当然である。

だから、日本の電池技術、特にリチウムイオン電池の安全性に関する技術は、非常に高度なレベルに達しており、他国の追随を許さない。たとえば、安価な中国製の電池は、とてもでないが電気自動車に安心して積めるしろものではない。

日本政府のなすべきことは、この高度な日本の技術を生かせるようにリードしていくことだ。しかし現実には、電池の安全性技術において日本の足元にも及ばないアメリカが、リチウムイオン電池を国策にしており、アメリカ主導で、リチウムイオン電池の規格の世界標準を決めようとしている。こんな動きを許していてはダメで、日本の厳しい安全規格を世界標準にして、安全性の低い他国のメーカーにつけ入る隙を与えてはならないのである。要するに、日本政府は橋本の主張と真逆のことをやらなければならない。

橋本の望み通り、安全性の低い電池を載せた電気自動車を認可して、橋本が電気自動車業界に参入するようなことがあれば、たちまち悲惨な事故が多発して、橋本は逮捕されて有罪判決がくだり、一生出獄できなくなるだろう。もっとも、それより日本の産業が壊滅して日本が中国に併合される方が先かもしれない。その場合、旧日本の技術思想を取り入れた中国政府の主導によって、厳しい安全規格が世界標準になるのである。