kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ヤクルトのCS進出は風前の灯火だが、藤川球児の炎上で細胞1個分くらいつながった(事実上絶望)

プロ野球二部リーグでヤクルトが広島に敗れ、ついにCS進出が風前の灯火となった。ヤクルトがあと1敗するか、阪神があと1勝するとヤクルトのCS進出が消え、阪神のCS進出が決定する。

というより、阪神が今日甲子園最終戦の横浜戦に勝っていれば、ヤクルトのCS進出が消えていたのだが、阪神名物と化した土壇場での藤川球児炎上によって阪神が敗れ*1阪神のマジックが消えるとともに中日にマジック「1」が点灯した。マジックを点灯させながら優勝できないのも阪神お家芸になりつつある。ロードが多い阪神の逆転優勝は難しいとは私も思っていたが、まさか甲子園で負けるとは思わなかった? いや全く予想しないでもなかった。3年前に藤川がウッズに打たれたのは甲子園だったし、翌年のCSでまたもウッズに決勝2ランを浴びたのも、甲子園でこそなかったが、ホームの京セラドームだったからだ。阪神が甲子園で負けるなら藤川が打たれることによってではないかとは、ふと脳裏をよぎった。しかし、それが現実になるとは思わなかった。二部リーグのペナントレースは、事実上阪神と巨人の2位争いに興味が絞られ、2位になった方がホームでCS第1ステージを開催できることになる。巨人に自力2位はなく、阪神が有利だが、阪神は残り6試合すべてがロードだから予断を許さない。

既に3年連続90敗を記録した横浜は、巨人に続いて阪神自力優勝も消した。大阪のラジオ中継では、逆転3ランを放った横浜・村田の打球に「入るな」と絶叫したり、村田に「空気を読め」などと暴言を吐いていたそうだ。それを知って私が思い出すのは、1986年に神宮球場でヤクルトのブロハードが巨人の槙原から逆転2ランを打った時のことだ。あの時、ブロハードはマスコミや巨人ファンから罵詈雑言を浴び、翌年のシーズン途中でブロハードはヤクルトを退団した。あの頃の中央(東京)におけるプロ野球中継の空気と、今の大阪におけるプロ野球中継の空気はそっくりなのではないか。

結局、阪神も二十数年遅れで巨人と同じ道をたどるのではないかと思う今日この頃である。

なお、パ・リーグのCS進出を賭けたロッテの対オリックス戦は、予想通り雨で中止となった。

*1:2007年のペナントレースや2008年のCSでも、藤川球児が打たれて阪神が敗退した。