kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

元・自民党の年金問題の切り札、大村秀章が愛知県知事選に出馬へ

予想されていたこととはいえ、やはり大村秀章が愛知県知事選に立候補することになった。

http://www.asahi.com/politics/update/1113/NGY201011130004.html

愛知知事選、自民・大村議員が立候補へ 河村市長が支援

2010年11月13日11時9分


 来年2月の愛知県知事選に、自民党大村秀章衆院議員(50)=比例東海ブロック=が立候補する意向を固めた。河村たかし名古屋市長の要請に応じたもので、河村市長が代表を務める地域政党減税日本」の支援候補として、無所属で立候補する方針だ。12月3日に会期末を迎える臨時国会の閉会を待って正式に表明する。

 大村氏は県民税減税を含む経済振興策を公約に盛り込む意向だ。同知事選には、民主党自民党みんなの党がそれぞれ独自候補の擁立を決定。テレビ出演などで知名度の高い大村氏が河村市長と連携して参戦することで、情勢は一層混沌(こんとん)としてきた。

 大村氏は13日午前、同県安城市で記者団に対し、「河村氏から要請があったので、『前向きに検討する』と伝えた」と表明。河村氏も13日午前、記者団に「国会議員を辞めて出てくれることはありがたい」と語った。大村氏は12日夜、名古屋市内の飲食店で河村市長と会談し、立候補要請を受けていた。

 大村氏は愛知県碧南市出身で当選5回。自民党政権では厚生労働副大臣を務めたが、昨年の衆院選では地元の愛知13区で落選。比例区で復活当選し、愛知県内で唯一の自民党衆院議員となった。

 一方、自民党県連は総務省出身で元内閣府行政刷新会議事務局参事官補佐の重徳(しげとく)和彦氏(39)を擁立する方針を決めたが、県議団の一部に反発がある。執行部の方針に反して大村氏の支援に回る県議が出るのは避けられない情勢で、自民党にとっては分裂含みの選挙戦となりそうだ。

 大村氏は現在、衆院の決算行政監視委員長。臨時国会の間は委員長職に専念する考えを示している。このため、臨時国会閉会前後に記者会見をして正式な立候補表明を行う見通しだ。

 同県知事選にはほかに、民主党が元総務省官房審議官で愛知東邦大学教授の御園慎一郎氏(57)の推薦を決め、みんなの党支部長の医師薬師寺道代氏(46)が立候補を表明。共産党も支援候補の選定を進めている。


大村秀章とはどういう人物か。

手前味噌だが、3年前に書いた きまぐれな日々 自民党の「年金問題の切り札」・大村秀章の醜態 より。

テレビ朝日の「サンデープロジェクト」に出演した自民党大村秀章議員は、民主党長妻昭議員と年金問題を討論したが、1年以上前からこの問題を追い続けていた長妻議員と、付け焼刃で自民党の立場を強弁するためだけに出てきた大村では全く勝負にならなかった。大村は、レベルが違いすぎると悟ったのか、途中から長妻議員に何を聞かれても答えないばかりか、長妻議員の発言をたびたび遮ろうとしていた。この大村の態度と信用できない主張に怒ったコメンテーターの財部誠一氏(本来は御用評論家w)にまで突っ込まれても何も答えず、ブチ切れた財部氏に「黙って話を聞け!」と一喝される始末だった。テレビの討論でここまで醜態を晒した例も珍しいと思う。