kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

菅直人、与謝野馨の入閣を検討。国を滅ぼすつもりか

首相失格男・菅直人が性懲りもなく与謝野馨の入閣を検討していると、朝日新聞が一面で報じている。


http://www.asahi.com/politics/update/0113/TKY201101120595.html

官房長官、枝野氏で調整 与謝野氏入閣も検討

2011年1月13日4時0分


 菅直人首相は、14日に行う内閣改造人事で仙谷由人官房長官を交代させ、後任には仙谷氏に近い枝野幸男民主党幹事長代理を充てる方向で調整に入った。また、たちあがれ日本与謝野馨共同代表を厚生労働相か税と社会保障担当の特命相、首相補佐官などに起用することを検討している。党役員人事では岡田克也幹事長を続投させる方向だ。

(中略)

 一方、首相がたちあがれ日本の与謝野氏の入閣を検討しているのは、与謝野氏が官房長官財務相など閣僚経験が豊富なうえ、自民党時代に財政改革研究会会長として消費増税を含む財政再建案を取りまとめるなど、首相が今後の重点課題と位置づける税と社会保障改革に詳しいためだ。また、昨年11月から12月にかけて首相は自ら与謝野氏と会談を繰り返し、民主党との連立を打診した経緯もある。

 首相側はすでに、与謝野氏側に対して入閣に向けた非公式な打診をしている。13日にも改めて入閣などを求め、条件が整えば与謝野氏がたちあがれ日本を離党し、入閣する方向。ただ、首相補佐官となる案も取りざたされている。


「経済極右」と私が位置づける財政再建厨の与謝野馨は、いうまでもなく、安倍・平沼・城内・稲田ら政治思想極右と並ぶ当ブログの「天敵」。昨年の『文藝春秋』で、小泉内閣の経済財政政策担当相として「社会保障費年間2200億円削減」を目玉とする「骨太の方針2006」*1を策定した責任者として、自らの業績を誇っていた人間である。

麻生内閣時代にも一時、この男は経済閣僚の主要ポストを独占してのさばっていたが、政権交代してもまた経済閣僚として入閣しようというすさまじい権力欲には恐れ入る。政界風見鶏とは与謝野のような人間のことを言うのではないか。

小沢信者も、与謝野馨は批判しない。小沢信者にとって、人間の価値は小沢一郎に近いか遠いかで決まり、小沢一郎の碁打ち友達である与謝野馨は、小沢信者にとって「敵」には当たらないからだ。下手に与謝野馨を批判したところで、いつ与謝野が小沢と組むかわからないから、そうなった時に申し開きできないという打算も働いているのだろう。与謝野を批判できるかどうかは「小沢信者」と「小沢支持者」を識別するリトマス試験紙になると私は考えている。

もちろん朝日新聞も読売新聞も与謝野馨は批判しない。ともに財政再建論を唱える新聞だし、中曽根康弘直系の与謝野馨ナベツネの大のお気に入りでもある。

だが、いかに現政権支持者や小沢信者や朝日新聞や読売新聞が与謝野馨を批判せずとも、当ブログは与謝野馨を批判する。

こんな人間を入閣させようとたくらむ菅直人は、日本を滅ぼす気か。怒り心頭に発している。

*1:これは、名称とは異なり、事実上「骨粗鬆症の方針」である。