原発でも、日本は米の属国扱い~米は官邸常駐、事故対処の訓練を意図&菅おろし : 日本がアブナイ! より。
12日に、福島第1原発事故の国際評価尺度(INES)がいきなり、史上最悪の旧ソ連チェルノブイリ原発事故と同じ「レベル7」に引き上げられて、驚いた人も多いのではないだろうか?(@@)
しかし、この「レベル7」への引き上げは、IAEAやフランス、ロシアから過剰評価ではないかと疑問視されている。
ただし、米国務省や原子力規制委員会(NRC)は、このことが既にわかっていたorこの引き上げに関与していたかのように「驚きはない」という受け止め方をしている。(・・)この辺りのことは、また機会があったら書きたいが、mewは、この引き上げには、米国が強く関わっている可能性があるのではないかと思うところがある。(-"-)
<17日には、クリントン米国務長官も、原発対策のことで来日することになっている。^^;>
上記の認識は誤りだ。今朝の朝日新聞3面掲載の記事「『レベル7』遅れた認定」から引用する。
INESのマニュアルに従えば、5万テラベクレルを超えれば、「レベル7」に相当する。
つまり、放射能の総放出量に従ってレベルは決まるのだ。総放出量だから、いったん「レベル7」と決まったものが、それ以下に転じることはあり得ない。
朝日新聞は、先月23日に原子力安全委員会が公表したデータに基づき、放射性ヨウ素の放出量が3万〜11万テラベクレルであるとして、「レベル6」との記事を書いた。朝日自体が今朝書いたように、5万テラベクレルを超えれば「レベル7」なのだし、そもそも上記の推算からはセシウム137の見積もりがすっぽり抜け落ちているので、それも考慮に入れれば、先月下旬の時点で間違いなく「レベル7」だったのだ。