kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

原発推進の責任をとらない元経産省事務次官の大分県知事

原発推進政策は正しかった」と開き直る与謝野馨もひどいが、この男もひどい。


http://www.asahi.com/politics/update/0418/SEB201104180025.html

原発推進責任「ありません」 元経産事務次官の大分知事

2011年4月18日21時57分


 元経済産業事務次官広瀬勝貞大分県知事は18日の定例会見で、経産省時代に原子力発電を推進してきたことに責任を感じるかとの問いに「ありません」と答えた。続けて「とにかく安全を第一に、しかしやっぱり安定的なエネルギーの供給という意味で、原子力をやらざるを得ないだろうと進めてきた。そのことは間違ってなかったと思う」と述べた。福島第一原発事故の後、経産次官経験者が責任について会見で発言するのは初めて。広瀬知事は九州地方知事会長も務めている。

 広瀬知事は「責任を感じたり、あの時こうすればいいと思ったりしたことはありますか」との問いに答えた。知事は原発の安全性についても言及。「もっと地震津波を大きなものに想定してやっていかねばならない。二重にも三重にも安全対策があるはずだったんだが、実は二重三重になってなかった面もあるわけだから、そうした面をしっかり生かしていかねばならない」と述べ、安全性を高める必要があるとの認識を示した。

 また、四国電力伊方原子力発電所愛媛県伊方町)で事故が起きた場合の県内の避難態勢については「(伊方原発から)これだけ離れている所が、そこまで心配する必要があるだろうか」と述べ、「色んな議論の結果考えればいいが、今のところはそういうことを考える事態ではないのではないか」と述べた。

 広瀬知事は1999年から2002年まで事務次官だった。資源エネルギー庁の総務課企画官も務めた。


通産大臣(現在なら経産大臣)の与謝野にせよ、元経産省事務次官の広瀬にせよ、決して責任をとらないどころか開き直るということを、われわれはよく頭に刻み込んでおくべきだ。