kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

志位さん、ペンタゴンはいかんよ、ペンタゴンは(笑)

http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10973176278.html

日本共産党創立89周年記念講演会が、8月1日午後6時30分からおよそ2時間にわたって、東京・日本青年館で開かれ、志位和夫委員長は「危機をのりこえて新しい日本を」と題して記念講演。そのなかで「原発利益共同体」ともよばれる利益集団の存在を指摘。財界、政界、官僚、御用学者、巨大メディアによる“原子力村のペンタゴン(五角形)”が国民を「安全神話」のウソで欺いて原発を推進し、巨額の利益をむさぼってきたと批判。その一角を担う巨大メディアが原発マネーで総なめにされていった経過を、電気事業連合会電事連)の広報部長だった鈴木建氏の回顧録をもとに説明していった。それによるとまず最初に原発マネーの軍門に下ったのは朝日新聞だった。


言ってることは正しいと思うが、ペンタゴンはいかんだろ、ペンタゴンは。


別の例。


原発を終わらせる (岩波新書)

原発を終わらせる (岩波新書)

「官」セクターが全体の元締めであり、その周囲を電力業界、政治家、地方行政関係者、原子力産業、大学関係者がとりまいている。そうしたメンバーの間での利害調整にもとづく合意にそって政策が定められる。六者間の談合による政策決定の仕組みを筆者は「核の六面体構造」と名付けている。それは「軍産複合体」や「鉄の三角形」と同様の構造である。
吉岡斉原子力安全規制を麻痺させた安全神話」〜石橋克彦編『原発を終わらせる』所収、同書143-144頁)


うーん、こちらもどうかなあ。「官」が中心にいるのなら、「官」が面の一つを形成する六面体にたとえるのはピンとこない。それに、ごく個人的なことを言うと、『きまぐれな日々』のコメント常連に、「立方体」(正六面体)を名乗る小沢信者がいるから、やっぱり抵抗があるのだ(笑)。


もっとも、私自身も志位氏の言う「ペンタゴン」に加えてというか、吉岡氏の言う「政治家」と「地方行政関係者」をひとまとめにした上でそれに加えてというか、「労働組合」(電力総連や電機連合)を含めた「原発推進のヘキサゴン(六角形)」などと言ってきたから似たようなものだけれど。でも五角形や六面体は勘弁してほしい。