kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

共産党

少なくとも「ネット論壇」界隈で日本版MMTの議論はすっかり下火になっているように見える。MMTのお題目を唱え続けて「野党共闘」を拒否する山本太郎を『しんぶん赤旗』が批判したのも、共産党がMMT政党としての新選組を見限ったことを意味するのではないか

下記記事のコメント欄より。 kojitaken.hatenablog.com ぎすぎす 山本-枝野の関係性について、ブログ主とこたつぬこ氏は主張が異なると思います。それは、山本-野田の関係性への見解の相違にはっきり現れています。 こたつぬこ氏は、野田氏が消費税増税の三…

共産党の民主集中制に関する醍醐聰氏のX「党員が党の決定に反する意見を(党外で)発表することを禁じるのは、党外から寄せられた党の方針に対する疑問について党員が自分の真意を語ることを禁じるに等しい。これも党員の思想表明の自由を侵害し、思想の交流を抑圧する前近代的掟である。」(2024/2/28)

今日は共産党の話を少しする。 まず、少し前にいただいたコメントを紹介する。 kojitaken.hatenablog.com 774 人は誰しも経験に引き摺られるものです。特にそれが自らの尊厳を損なうような苛烈な経験であればあるほど…。私は管理人様のいう「パワハラに遭っ…

共産党の大山奈々子神奈川県議が「松竹伸幸氏のシンパ」とはどうしても思えないのだが

まことん氏のXより。 日本共産党の委員長の写真を正視するのを躊躇うようになってしまいました。例の「パワハラ」騒動の日から。「あれはパワハラではない」といいなす「左派」、非「代々木」系も含め、この時世にあれを「代々木文学」と言いなせる「左派」…

中北浩爾・中央大教授は「共産党内にも権力制約原理を導入すべきだ」と主張。その通りだと思うが、権力制約原理は自民党にも立憲民主党にも導入されていないのではないだろうか

日本共産党は党委員長を志位和夫から田村智子に交代したものの、その実態は相変わらずの「志位支配」であることをもはや隠そうともしていないかのように見える。 広原盛明氏のブログ記事の冒頭部分を引用する。 hiroharablog.hatenablog.com 歴史的な京都市…

共産党の分派禁止条項を伴う民主集中制の規定は非合法の革命政党だった頃には必要不可欠だったが、平時においては執行部の放恣な権力行使を正当化する根拠になっている

先週日曜日(1/28)に公開した下記記事のコメント欄より。 kojitaken.hatenablog.com 記事からまことん氏の下記Xを含む3件のXのポストをリンクした。それに対して弊ブログはそのポストを肯定的に(=日本共産党に対して批判的に)論評した。 社会では「イン…

小池晃の秘書・吉井芳子が党内パワハラを煽るかのようなXをポストしたが、問題視されるや削除して逃亡か(呆)

少し前に「かぴばら堂」氏の下記Xに注目したのだが、裏が取れなかったのでこれまでブログには取り上げなかった。 吉井よし子氏(志位氏秘書)の反論を待っていたのですが、当該ツイートを削除して逃亡した模様。残念ながら私の指摘は図星だったようです。 http…

あれの要約しか流布していない中で勝手に雑だと言われている。あれは雑だーっとの言説がいろいろな媒体で宣伝され人々に刷り込まれていくなか、私があの全文を公表することは禁止されている。要約すら発信を止められている。今の状況はあの場所を思い出させる。(大山奈々子氏のX)

再びまことん氏のXより。 松本人志氏に関わる一連の「文春砲」の中には、一昔前なら「芸能界あるある」でスルーされたものもあります。某党の幹部の発言に対する批判も、やはり「運動圏の人間ならあれ位の指弾は甘受しろ」との理屈が罷り通ったはず。あらゆ…

意見の違う者を除名したり、多勢の前で特定党員を強い口調で非難する幹部を「パワハラではない」と擁護。しかも、それが左派。左派やリベラルの方が、時代から何周も遅れている。(まことん氏のXより)

まことん氏のXより。 社会では「インクルーシブ」(包摂)の実現なんてことが、綺麗事な面はあれど、企業にも求められているのに、一方の政党は、意見の違う者を除名したり、多勢の前で特定党員を強い口調で非難する幹部を「パワハラではない」と擁護。しかも…

共産党員除名 大山県議「排除より包摂を」 田村氏から非難も「後悔ない」(カナロコ)

共産党の党大会で田村智子委員長から強く非難された大山奈々子神奈川県議は、それでも意気軒昂のようだ。下記カナロコ(神奈川新聞)の記事は有料なので本文は冒頭部分しか読めないが、見出しから大山県議の強気ぶりが伝わってくる。 www.kanaloco.jp 田村氏…

「年末に大勢の前でぼくが受けた仕打ちそっくり。 吐きそう。スターリナ…。」(紙屋高雪氏のX)

紙屋高雪氏のXより。 年末に大勢の前でぼくが受けた仕打ちそっくり。吐きそう。スターリナ…。 — 紙屋高雪 (@kamiyakousetsu) 2024年1月20日 いうまでもなく語尾が日本語の「あ」段で終わるロシア姓は女性の姓なので、「スターリナ」とは「女性のスターリン」…

共産党、志位和夫が委員長を退任し田村智子を新委員長に就任するも、松竹伸幸し除名を批判した神奈川県議団長に対していきなりパワハラ炸裂(呆)/事実上、志位が田村氏に発砲した「後ろ弾」か

また更新の間隔が空いた。仕事の山は週初めに既に越えていたが、それから数日はブログ記事を書く気にならなかった。 前回公開した下記記事のコメント欄より。 kojitaken.hatenablog.com 匿名意見 共産党については、不破哲三さんの事実上の引退が伝えられて…

立民の岡田幹事長から「注意」を受けたワラ氏(藤原規眞氏)が「共産党より元号新選組の方がやばいだろ」と言っているとの噂

前の記事で叩いた吉村洋文が大阪万博の野望を抱いて阪神タイガース及びオリックスバファローズの優勝パレードに悪ノリしようとした件と比較すると100分の1も、いやおそらく1000分の1も関心は持たれていないに違いないと思うが、標記の件が気になるので記事を…

「持続可能型モデル」とは、市民と野党共闘のなかで掲げた政策の愚直な実行を通して政治改革を持続的に追求すること(『広原盛明のつれづれ日記』)

弊ブログは、最近では主に立民の「右派」(その親玉が泉健太であることはいうまでもない)を叩く記事がももっとも多いと思うが、本来共産シンパ系であったはずの老リベラリストたちの議論の様子が広原盛明氏のブログに掲載されていて、それがなかなか興味深…

一般紙の発行部数のピークは1990年代後半だったが、赤旗読者数はそれよりも10数年も早く頭打ちとなり、ピーク時からの減り方も一般紙の4割に比べて7割と倍近く大きい (広原盛明氏)

弊ブログは共産党が2015年に「野党共闘」路線を開始した以降、多少なりとも同党に批判的な記事を書くようになった。それまでの「たしかな野党」時代には、社民(主義者)は科学的社会主義者の党については何も言ってくれるな、という意見を受け入れて批判的…

共産党の大阪街宣で前衆議院議員の清水忠史氏が松竹伸幸氏批判を始めたら、聴衆から「松竹は正しいことを言ってるよ!」とのヤジが飛んだらしい

軍畑先輩のツイートより。 本日行われた日本共産党の大阪街宣で前衆議院議員の清水ただしがイキって松竹伸幸イジりをやっていたら、聴衆から「正しいことを言っている!松竹は正しいことを言ってるよ!」とのヤジが飛ぶ pic.twitter.com/IuJd9Zhdb8 — 軍畑先…

続・櫛渕万里の処世術/櫛渕と新選組を批判しつつ懲罰に反対した共産党が正しい/泉健太、野党候補一本化への予備選「方向性一致ならありうる」とまた妄言(呆)

2週間前にも櫛渕万里に関する記事を書いたが、その記事の論旨とぴったしカンカンのツイートに遭遇した。下記2件のツイートの2件目がそれだ。 櫛渕さんは完全にれいわに洗脳されましたね。 https://t.co/ZZp1LERgu6 — 後藤雄太 (@YUTA_GOTO) 2023年6月3日 櫛…

共産党の神谷貴行(紙屋高雪)氏が「長い休み」に入った

『紙屋研究所』ブログ主の紙屋高雪(本名・神谷貴行)氏は少し前の言葉でいうと「アルファブロガー」で、氏が共産党員であることは「はてな」ではよく知られている。弊ブログも何度か氏の記事に言及したことがある。 特に思い出深いのは、私がジョン・ケネス…

「ゼレンスキーが来るならプーチンも呼ぶのが平和国家としての筋」と書く×××新選組支持者のMisao Redwolfに、瀬戸市共産党市議のはらまこと(原誠)氏が「一方的に侵略された側と一方的に侵略した側を並列に置いてしまったら、結局は侵略戦争をした側を免罪することにつながります」と反論

一昔前に反原連で有名になり、某元号新選組の支持者としても知られるMisao Redwolfが下記のツイートを発した。 戦争してる片方の国、即ちゼレンスキーが来る意味わかってますか? ゼレンスキーが来るならプーチンも呼ぶのが平和国家としての筋。しかも一部で…

「これからも日本共産党を支持する」と公言する一方で「×××新選組も熱烈に応援する」島田雅彦が一番ダメなのは、権威主義から全然抜け出せていない、あるいはそもそも権威主義の克服を課題とすること自体ができていないところ

この記事は、本来一昨日(4/21)の公開を予定していたが、私が使っているMacの入力トラブルで発端となって記事の構成が混乱するなど手のつけられない状態になってしまったので公開を2日遅らせた。 下記記事のコメント欄より。 kojitaken.hatenablog.com 匿名…

「美味しくご飯を食べてツイッター見たら、道産子ナオのどす黒いツイートを目にして呆気にとられた」(朝日庵氏)

これもツイッター政治おじいちゃんお化け氏のリツイートで知ったが、朝日庵氏がかつての「りっけんナオ」、現「道産子ナオ」を名指しで批判した下記ツイートが波紋を広げているようだ。 美味しくご飯を食べてツイッター見たら、道産子ナオのどす黒いツイート…

松竹伸幸『「容共は戦争当夜の声」』(『超左翼おじさんの挑戦』2023.3.22)

松竹伸幸氏のブログは毎日読んではおらず、たまにまとめ読みする。一昨日(3/22)の記事には共産党ばかりではなく立憲民主党に対する松竹氏自身及び現在の日本のマスメディアの痛烈な視線が看取できるのに感心した。もちろん共産党に対する批判はさらに強烈…

共産が長崎新聞社に謝罪 除名党員の記事掲載への抗議撤回(産経)

共産党が長崎新聞社に謝罪したらしい。 聞く耳はまだ完全には失っていないらしい共産が長崎新聞社に謝罪 除名党員の記事掲載への抗議撤回 - 産経ニュース https://t.co/CjseoyR9IB — とのさまがえる (@364_michi) 2023年3月13日 でも、それなら朝日新聞に志…

「リベラル」よりももっと「性的マイノリティに厳しかった」のが共産党だった

リベラルや左派、左翼が「弱者に対して優しかったか」との問いがなされている。 そもそも、日本のリベラル派が弱者に対して優しかったか、は一考の余地はあるような。たとえば、丸山眞男や松下圭一が、障碍者の人権について何か言ってきたか、というとあまり…

良質な共産党員・関善文氏とクズの共産党信者「min117」との目も眩むような落差

発端は朝日庵氏の下記連続ツイートだった。 共産党長崎県委員会幹部が長崎新聞に抗議した件寝る前に田村さんが党本部は関与してないと言ったという記事を読んで寝たから、心配で起きてしまった。この騒ぎはまだ続く共産党のまずい対応が原因で赤旗でも抗議の…

松竹伸幸氏は1981年頃に国際会議でソ連のアフガニスタンからの軍隊撤回を求めて東欧をはじめソ連派の参加者からの猛反撃を受けたらしい

日本共産党の松竹伸幸氏除名問題について、弊ブログは松竹氏の安全保障政策には賛成できないとの保留をつけつつも、一貫して松竹氏寄りの立場から意見を発信している。 その大きな原因として、私自身がかつて勤めていた企業の中で、人事権を持つ人間(部長)…

社会は〝団結=行動の統一〟を生み出すことができないのか、土井洋彦書記局次長の「一部の疑問に答えて」について、共産党党首公選問題を考える(その3)(『広原盛明のつれづれ日記』)

タイトルと関係ない前振りから始めるが、×××新選組はもはや組長の山本太郎自身が末期的な症状を示しているようだ。 自身の組織運営のまずさを認めたくがないために、ボランティアとしてトロイの木馬だ、スパイだが入ってくるんだそいつらのせいで俺は悪くな…

共産党機関紙「赤旗」の〝松竹除名問題キャンペーン〟がピタリと止んだらしい(『広原盛明のつれづれ日記』より)

2004年の京都市長選に共産党推薦で立候補した経歴をお持ちの広原盛明氏も、松竹伸幸氏の除名問題に関して共産党を手厳しく批判した。氏の下記記事を読んで、私も氏のブログに読者登録した。氏は1938年生まれで現在84歳、京大工学部建築学科を卒業して京都府…

共産党の「党首公選」と民主集中制/『村野瀬玲奈の秘書課広報室』、『Everyone says I love you !』及び弊ブログにnanijiro-iさんが寄稿したコメントより

ブログを運営する側からいえば、「民主集中制」は非常に不人気な議題だ。リベラル・左派系で老舗にしてもっとも人気の高いブログの一つである村野瀬玲奈氏のブログ記事の「ブログ内検索」で調べたところ、2月9日付の下記記事で実に16年ぶりに「民主集中制」…

共産党の松竹伸幸氏除名問題の核心部は「分派禁止」条項の是非ではないか

リベラル・左派のブログ界隈では松竹伸幸氏の共産党除名問題について、氏の安全保障政策に焦点を当てる発信が多いように思うが、私は問題の核心はそこではなく、情報化時代に対応した共産党の党内統治機構の改革を松竹氏は求めているのではないかと思う。 と…

今の日本共産党に求められるのは「グラスノスチ」ではないか

権力の源泉はいくつかあるが、人事権を有することとともに重要なのが情報の独占及び寡占だ。トップ・シークレットという言葉があることからもわかる通り、これは簡単になくなるものではないが、時代の変遷とともに個々人がさまざまな情報に容易にアクセスで…