再びまことん氏のXより。
松本人志氏に関わる一連の「文春砲」の中には、一昔前なら「芸能界あるある」でスルーされたものもあります。某党の幹部の発言に対する批判も、やはり「運動圏の人間ならあれ位の指弾は甘受しろ」との理屈が罷り通ったはず。あらゆる業界で、ハラスメントへの意識が要求されることを痛感する昨今です。
— まことん┃はたらく人の視点@社労士受験’24年 (@makotonch) 2024年1月28日
古今の文豪や音楽家その他にもいろいろあったらしいことを最近の私はその具体例を確認したのだけれど、彼らと松本人志とを比較すると、松本は自らの芸能界における権力を利用してパシリたちを使っていたらしいことと、その本人は政界の最高権力者、まあその人は女性関係のスキャンダルが全くない愛妻一筋の人だったみたいだけれど、その人物と癒着していたこと、さらには自らのお笑いの芸風が「弱いものいじめ」だったらしいことなどがいずれも「万死に値する」大罪だと思うんだよね。だから消えてくれてせいせいした、二度と戻ってくるなよとしか思えない。
「某党の幹部」については下記のXがやられた方の神奈川県議からの反撃を食ったことが一部で注目されている。
一部でホットな話題となっている田村智子の結語の一部を見たが、私も党は違うとはいえ組織の一員としては「あんな雑な意見を大会で述べたらああした批判もされるだろ」と思うと同時に、「代々木文学」を見たことない市井の市民からしたら、あの田村発言は引くよなというのが率直な思い。
— 激おこヤマブキ∃(a.k.aピザデブキモヲタ) (@yamabukinosato) 2024年1月20日
あれの要約しか流布していない中で勝手に雑だと言われている。
— 大山奈々子(誰1人置き去りにしない県政を) (@nanako_jcp) 2024年1月27日
あれは雑だーっとの言説がいろいろな媒体で宣伝され人々に刷り込まれていくなか、私があの全文を公表することは禁止されている。要約すら発信を止められている。
今の状況はあの場所を思い出させる。 https://t.co/VUYmcLkVro
「雑な意見」云々を発したXerのプロフィールには
と書かれている。今回のXとそれに対する大山県議の逆批判Xは「他の少数者に対しては加害側である」実例といえる。
とはいえこのXerのポストとそれに対する大山県議の逆襲については、Xerに対する批判的言及の方が私の見るところ圧倒的多数なので、それに乗っかった弊ブログのこの記事なども「激おこヤマブキ」氏に対する「ネットリンチ」とみる見方もあり得るかもしれない。田村智子氏の発言を受けてネットで一斉に起きた田村氏に対する批判を「ネットリンチだ」と評する向きもあった。
多数派と少数派はちょっとしたきっかけから大きく逆転する。最初に触れた某芸能人の事例についても、何を今になって掌を返すのかと言う人たちがいる。もっとも私自身はダウンタウンの芸はほとんど何も知らないが。「弱い者いじめ」が彼らの芸風だとされるが、そのルーツは「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」のツービート(ビートたけし)にあったと思っている。多数者による同調圧力を肯定し、それを謳歌するかのようなあのフレーズが流行した1980年を境に、私は日本の「お笑い」が大嫌いになってしまったのだった。ダウンタウンもその延長線上にいたのではないか。