「わしが育てた」のオヤジ・星野仙一率いる楽天が、エース田中を立てて西武に敗れ、自力でのCS進出が消滅したらしい。両リーグで自力CS進出が消滅しているのは他にロッテと読売リーグの横浜しかない。
今朝のTBS「サンデーモーニング」のゲストにカネやん(金田正一)が出ていて、オリックスの岡田彰布監督はうまく采配している、楽天はせっかく投手陣が良いのだから監督がうまく使ってやれば良いと言っていた。要するに星野仙一の采配が悪いということだ。当然ながら、マー君も岩隈も「わし(星野)が育てた」選手ではない。もっとも星野は元中日の「ジャーマン」山崎武司*1を引き合いに出しそうな気がするが。
ついでに言うと、今季の阪神監督が真弓明信ではなく岡田彰布だったら、今頃阪神はヤクルトと激しい優勝争いを展開していたに違いない。しかし、岡田は前阪神シニア・ディレクターの星野と激しい確執があり、そのせいかどうかはわからないが2008年に阪神を退団した。オリックス監督就任後、元ダイエー(ソフトバンク)・マリナーズの城島獲得をめぐる阪神のタンパリングを暴露したこともある。ただ岡田は阪神フロントから親星野派が一掃されたらまた阪神の監督に復帰するのではないかと私は予想している。
星野仙一は開幕前に「阪神と日本シリーズをやるのが夢」だと言っていた。現在楽天と阪神はともに4位。阪神はまだ3位読売との差が1.5ゲームだから逆転の目もあるが、楽天は落ちる一方であり、西武にも抜かれるだろう。どうせならロッテにも抜かれて最下位に落ちれば良い。
楽天は被災地のファンの気持ちを裏切ることになるが、もう何度も書いたけれども関西電力の原発を宣伝していた星野仙一が被災地のチームの監督をしていること自体が被災地の人々に対する最大の裏切りだ。その星野仙一を早く追い出すためにも、楽天は最下位に転落した方が良いと考える次第。