kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

プロ野球交流戦明け、阪神がDeNAに3連敗して首位陥落

 プロ野球阪神岡田彰布監督が、交流戦明け早々のDeNA3連戦の前に横浜スタジアムの「イベント」を批判し、DeNA3連戦の初戦を捨てゲームにして「予定通り」負けたあと、2戦目に佐藤輝明が打てずに負けると佐藤を二軍に落とし、結局3戦目も落としてベイスターズに3タテを食って、最大6.5ゲームあった差をひっくり返されて2位に落ちた。

 同じ日にヤクルトも中日に負けて単独最下位に落ちたが、高津臣吾監督の用兵や采配は岡田監督とは対照的だなあとも思った。

 佐藤輝明が二軍に落ちるなら、佐藤と同じような成績しか残せていない村上宗隆も二軍落ち相当だろう。もしヤクルトの監督が岡田なら、村上は今頃一軍と二軍とを行ったり来たりしているのではないか。何しろ村上の不振は昨年9月半ばからずっと続いている。いや、山田哲人などもう何年も打てない状態が続いている。

 現状だと、古い監督像の象徴との印象がある岡田監督と、ベイスターズの三浦監督やオリックスの中嶋監督などとともに新しい監督像の印象がある監督のどちらが良いともいいかねるものはあるかもしれない。

 しかし、よりパワハラ的なのは岡田監督ではないだろうか。もちろん岡田は「古い監督像」の極致だった故星野仙一のようなトンデモ暴力監督ではないし、岡田は星野が阪神監督だった頃にはむしろ星野の憎まれ口を叩く反骨精神を持っていた印象はある。

 また、岡田彰布の前任者の矢野燿大のように、新しい監督像には属するのだろうが村上宗隆との一件での大人気ない態度で印象が非常に悪かった監督もいる。

 とはいえ、横浜スタジアムのイベント批判などは岡田監督自身がスポーツ紙の記者たちに向かって言ったことだ。それにもかかわらずその記事が載ってからチームの調子がおかしくなったと記者たちに責任転嫁したことなどは全く感心しない。人間歳をとるとわがままになるものなのかもしれない。

 「新しい監督像」に属する高津監督のような人だと、調子が良い時は良いが、悪くなり始めたら歯止めがかからないことがあるかもしれない。だから古い監督像とどちらが良いとは一概にはいいかねる。

 しかし、今シーズンに関しては最終的にもDeNAベイスターズ阪神タイガースを上回るのではないかという気がする。もちろんこれは希望的観測込みの話だ。

 あと、ヤクルトにはせめて中日を抜いて5位で終わってもらいたいし、昨日4位に落ちた読売にはBクラスのまま終わってもらいたいことはいうまでもない。残念ながらヤクルトが読売を逆転することはほとんど期待できないが。