kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「小沢信者」は「山中に地下原発を建てよ」と言うのか?

「小沢信者」のブログ「反戦な家づくり 原発やめますか それとも人間やめますか」のコメント欄より。

コペ転


福一は核の最終処分場には出来ない。
石棺化するから。
チェルノブイリやJCOと同じ処理である。
石棺化してしまえばアクセス不能になるから工事できないでしょ。
それ以上のことは人類には達成出来ない不可能事。


あと、原発はすべて国策として山中に地下原発として作り直して発電を行い無料で基礎電源として供給するよう政策のコペルニクス的大転換を行うしかない。
今までに日本が貯め込んだ核物質を安全に処理するコストを考えると、脱原発や廃原発をじっこうするよりそうするほうがはるかに経済的であるから。


2011-12-11 | 通りがけ


この「通りがけ」というのは、あちこちの「小沢信者ブログ」のコメント欄常連の人(もちろん当人も「小沢信者」)だと思うが、「えーっ、山ん中に原発作るの?」という大きな疑問が浮かんだ。そこで、「地下原発 山中」でググったら下記ブログ記事が引っかかった。


原発地下立地 地下式原子力発電所政策推進議員連盟 鳩山由紀夫?? - 白老の自然情報

「地下原発」の検討再開(高市さなえコラム 自由民主党参議院議員

前略 当時の資源エネルギー庁長官の私的諮問機関だった「地下立地方式原子力発電所検討委員会」が長官に報告書を提出し、その報告書の結論が「山腹に空洞を掘って施設をすっぽり埋め込む地下立地方式の原子力発電所は、安全、採算面で問題なし」というものだった旨を報じる記事でした。後略


「山腹に空洞を掘って施設をすっぽり埋め込む地下立地方式の原子力発電所」と書かれています。

原子力発電では、2/3のエネルギーを、復水器から海水へ捨てています。

山中に巨大なクーリングタワ(冷却塔)を建てようというのでしょうか?


地下式原子力発電所政策推進議員連盟 (アラブ・MENA・イスラム経済「観測」)

http://yokita.blog58.fc2.com/blog-entry-131.html

やはり、海の近くのようです。事故が起きたら手の付けようがなくなると思いますが…


やっぱり海の近くじゃん。

で、リンク先をさらにたどってみた。


http://yokita.blog58.fc2.com/blog-entry-131.html

 地下式原発(地下立地式原子力発電所)なら安全だと主張している人がいるのには驚きますが、彼らは地下式原発がどのようなものか、分かって地下式原発を推進しているのでしょうか?

 地下式原発は、もの凄い地下にあって安全だと勘違いしている人もいるようなので、ここに地下立地式原子力発電所のレイアウト図を掲載ます。

(引用者註:下記リンク先をご参照ください)
http://blog-imgs-12-origin.fc2.com/y/o/k/yokita/chika.jpeg

 この概念図を見て頂くとお分かり頂けると思いますが、原発は莫大な熱を放出するので、その熱を海や川に捨てないと発電することができません。

 また、排水口だけでなく、排気口も必要なので、地下式とは言っても一度事故が起きてしまえば、放射性物質は排水口と取水口と排気口から、ダダ漏れになってしまいます。

 福島第一原発のように、空気中にむき出しの原発でさえ手が付けられず、廃炉するのに四十年から百年は必要だと見積もられているというのに、地下で事故が起きてしまえば、さらに作業が難しくなるだけです。

 しかも、穴を掘る余計な費用が発生するので、工事費用も跳ね上がってしまい、バックグラウンド費用を加えると発電コストが一番割高になる原発の発電コストを、さらに押し上げます。

 バンカーバスターという地下施設攻撃用爆弾(地中貫通爆弾)による攻撃にも強いと、マヌケな主張をする人もいますが、実際には見ての通り、排気筒からの攻撃が簡単であり、旧来の原発よりも何倍も厄介なのが、この地下式原発なのです。地下と言う言葉のアヤに騙されてはいけません。

 そもそも、高レベル放射性廃棄物が三十メーター程度の深さの場所に廃棄して安全なものなら、誰も高レベル放射性廃棄物の処理問題で頭を悩ましたりはしません。


なーんだ、やっぱりそんなことか。

でも、気になるのはコメント専科の「小沢信者」が「地下原発」を言い出したことだ。もちろん鳩山由紀夫平沼赳夫らと組んで「地下原発」を推進しようとしていることは知っているが、大ボスの小沢一郎は「脱原発」に目覚めたさる「B級少女アイドル」に手紙を送るなど、「脱原発」派のご機嫌とりをしていたはずだ。

ここらで、「地下原発推進」へと舵を切り直すのだろうか。