kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「新自由主義」は芸術をプロパガンダに利用した「共産主義」にも劣るのか

「第九」と「文化大革命」と橋下徹と - kojitakenの日記 への「はてなブックマーク」より。


はてなブックマーク - 「第九」と「文化大革命」と橋下徹と - kojitakenの日記

shigeto2006
ネオリベ共産主義者はソックリ…と思っていたけど、共産主義者プロパガンダとしての「ソフトパワー」の重要性は理解しているわけで、文化も市場原理主義で切り捨ててしまうネオリベはさらにレベルが低い。 2011/12/11


うーん、でも毛沢東中国共産党はベートーベンを批判したんだけどなあ、と一瞬思ったが、確かに共産主義国には芸術をプロパガンダとして利用したことがあったのを思い出した。

このブログでも何度か取り上げた「社会主義リアリズム」である。これによって、作曲家ではショスタコーヴィチなどがソ連共産党に何度も批判された。で、ショスタコおじさんは表向きは「革命万歳」でありながら、暗号のように「このスターリンの豚野郎」という意味を込めたダブルミーニングの音楽を作ったのだった。「面従腹背」のショスタコのような実質的「反逆者」を生み出したことはともかく、ソ連共産党毛沢東橋下徹より一枚上手だったかもしれない。

その意味では、もしかしたら小沢一郎なら橋下徹よりもっと巧妙にやるかなあとも思ったが、小沢も来年で70歳だから(政治家としての)持ち時間はそんなに残っていないのだった。


[PS]
id:HSE大先生がますますオモシロイ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/kojitaken/20111211/1323581981

HSE リベラル 共産主義者ではないという言い訳をしながら、その発想は共産主義者と同じなリベラル。やっぱりバカはバカであり、自己欺瞞に陥ったバカは醜悪である。 2011/12/11

思わず「はてなスター」を進呈しちゃったよw