http://www.sanspo.com/baseball/news/111211/bsa1112110504002-n1.htm
本文はどうでもよい。私が落胆したのは、やはり「横浜DeNAベイスターズ」の略称は「DeNA」となるのだなということ。まあ横浜よりも読売のDNAを持つ球団だから、それはそれで良いのかもしれないが。
それにしても腹が立ったのは、昔読売が横浜スタジアムで優勝を決めた試合で、読売DNA次期監督にして元「たちあがれ日本」(通称「立ち枯れ日本」)党員*1の中畑清(通称「バカ畑」)がタイムリーを打った試合で観客のウェーブが球場を一周した映像を映して、こんな風にスタンドとファンが一体となる球団にしたいどうこうと、バカ畑自身が言ったのかテレビ局がでっち上げたのかは忘れたが、そんな物言いをしていたことだ。
読売が横浜スタジアムでリーグ優勝を決めたのは1989年だった。故障から回復し切れていなかった横浜大洋(当時)のエース・遠藤が打たれた試合だったと思うが、この試合のテレビ中継を私は見ていた。中畑がタイムリーを打ったことまでは覚えていなかったが、忘れられないのは敵チーム(読売)のファンのウェーブが球場内を一周する光景を嬉しそうに伝えるフジテレビのアナウンサーに対し、解説していた元大洋のエース・平松政次が「ホームグラウンドで相手チームのファンのウェーブがスタンドを一周するなんて」と絶句していたことだ。
つまり、あの試合は、昔からの横浜ファンであれば忘れられない屈辱の試合であるはずなのだ。それを嬉しそうに肯定的に言及する「バカ畑」や在京テレビ局(それも日本テレビではない)とは一体何者なのかということだ。
こんな状況だから、下記記事に紹介されている「バカ畑」の言葉にも全く説得力はない。
http://www.sanspo.com/baseball/news/111211/bse1112110506003-n2.htm
高田繁GMと中畑監督はともに巨人出身。新球団ながら、「巨人OB内閣」と揶揄する声も上がっている。そんな中、中畑監督は「巨人色を振り払わないと熱い野球はできない。横浜色を出して横浜市民、神奈川県民に愛されるチームを作りたい」と言い切った。
「読売色」を振り払うためには、今からでも遅くない、中畑清と高田繁の監督及びGM就任を白紙撤回することだ。それなくして「横浜色」など出せるはずがない。