報ステでも報じられたテレビ朝日調査の「野ダメ」（野田佳彦）内閣支持率。やはり急落していた。
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/220416018.html
過去最低の支持率20.6％ 原発再稼働に批判集まる
北朝鮮の先週のミサイル発射を巡る政府の情報の遅れ、今後の方針が評価されない大飯原発の再稼働問題、さらには田中防衛大臣や前田国土交通大臣に対する問責決議案も浮上し、野田総理大臣が「政治生命をかける」という消費税増税にも支持は一向に広がりません。それを裏づけるように、支持率も政権発足後最低の20.6％にまで落ち込んでいます。
調査は14日と15日に行いました。野田内閣の支持率は20.6％と、先月の調査から大幅に9.7ポイント下落し、発足後最低になりました。背景には、野田政権の課題への対応があります。先週の北朝鮮のミサイル発射を巡る政府の情報の遅れについて、74％が「問題だ」としています。また、野田政権が決めた大飯原発3号機、4号機の再稼働方針を59％が評価していません。また、半数以上（52％）が政権の手続きを「急ぎすぎている」としています。さらに、消費税増税法案の閣議決定についても6割以上（61％）が反対で、支持は広がっておらず、野田政権は厳しい状況となっています。
（テレビ朝日 04/16 11:10）
同じ朝日グループでも、朝日新聞の世論調査では内閣支持率は前回から2ポイント減っただけの25%だったが、テレビ朝日調査ではこの結果だ。思い出すのは、2009年2月に日本テレビの世論調査で麻生太郎内閣の支持率が10%を割ったこと。その直後の同年3月に「西松事件」が起きた。現在も、政治資金規正法違反で強制起訴された小沢一郎被告（元民主党代表）に対する一審判決を10日後に控えている。また暑苦しい「政治の季節」が始まる。
