また読売が余計な世論調査をした。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120812-OYT1T00765.htm
読売新聞社の全国世論調査で、次期衆院比例選の投票先について政党・政治団体名を挙げて聞くと、橋下徹大阪市長が代表を務める地域政党「大阪維新の会」が１６％となり、トップの自民２１％に次いだ。
民主は１１％で３番目だった。維新は地元の近畿以外でも支持を集め、その勢いは全国に広がっている。
衆院ブロック別（回答数の少ないブロックはまとめた）にみると、維新を挙げた人は近畿ではトップの２９％だった。「北関東」「南関東」「東京」「北陸信越・東海」「中国・四国」「九州」では自民に次ぐ２番目。「北海道・東北」では自民、民主に次ぐ３番目だった。
今年２月調査以降、無党派層は５０％を超える状況が続いている。維新への期待感の広がりは、既成政党に対する国民の強い不満が表れたものとみられる。
（2012年8月12日23時21分 読売新聞）
読売新聞の「大阪維新の会」に対するスタンスがいかなるものかは知らない。ナベツネが橋下を批判したことは知っているが。
「既成政党」、具体的には民主党と自民党に対する不満が「維新の会」に流れるのは、新聞にたとえてみれば、読売新聞が気に食わないから産経新聞に乗り換えるようなものだ。さすがにそんな読者はほとんどいないから産経の部数はいっこうに増えないが、「維新の会」を容認する人間は少なくない。
たとえば、きまぐれな日々 「脱原発」を次期総選挙の争点に据えよ にこんなコメントをいただいた*1。
私は、民主・自民・公明のこの3党には、もう投票しないと決めましたので、次の総選挙は、「民自公 VS 反民自公」を争点にしてほしいと思っています。民自公による政治が、このまま続いてよいのか否か、3党連立がいいのか否か。この３党で過半数は絶対取ってほしくない・・、取らせたくない・・・、そんな思いでいます。
2012.08.13 20:21 somebody
仮に民自公が過半数を取らないとすると、みんなの党、国民の生活が第一、共産党、社民党、たちあがれ日本、維新の会その他もろもろが会わせて過半数ということになるが、このコメント主が考えているのはまさか共産党と社民党が大幅に議席を増やすことではあるまい。現在議員の数が多い「国民の生活が第一」は小選挙区で小沢一郎以外誰が当選するの、という面々だから議席減は避けられないし、みんなの党が大幅に増えることも考えがたい。たちあがれ日本は論外だ。
こう考えていくと、上記コメント主のような人が選択する投票先は「維新の会」ではないかと私は想像するのだ。間違っていたら申し訳ないけど。
それではダメだと私は思う。「非民主・非自民（・非公明）」には私も賛成だ。しかし、それに加えて「非維新」が絶対に必要だと思うのだ。
打倒・維新の会！
打倒・橋下徹！！！
