kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

安倍晋三は「保守本流」なんかじゃないよ!!!

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20120815/1344989166#c

zenzaburo 2012/08/15 11:10
保守本流という立場の安倍にその根性はないだろう。ママに押されなければできないと見る。


id:zenzabroさん、安倍晋三は「保守本流」なんかじゃありませんよ。


自由民主党の派閥 - Wikipedia より。

概要

吉田茂が率いた旧自由党系の流れを汲み、池田勇人佐藤栄作など官僚出身者(いわゆる吉田学校)を中心とした勢力を指しており、1955年に保守合同によって自由民主党に合流した鳩山一郎岸信介河野一郎などを中心とする旧改進党・日本民主党のどちらかといえば党人派を中心とする系統に対立して用いられた。

政策的には吉田茂の主導した軽軍備、日米安保体制を基軸とし、国際貿易を通じた経済成長などに特色があり、戦後日本の進路を大枠において確定させたということができる。

自由民主党においては、池田勇人が池田派(宏池会)、佐藤栄作が佐藤派(周山会)を形成し、佐藤派は佐藤後継をめぐる田中角栄福田赳夫との激しい総裁選を田中が制した結果、田中派木曜クラブ、のちに竹下派経世会))となった。田中内閣以降、1990年代までこの2派がほぼ一貫して主流となって政権を構成した。大平、鈴木、竹下、宮沢、橋本、小渕内閣は両派の領袖が総裁となり、三木、中曽根、海部内閣では両派が中間派閥を支持した例である。これに対して福田は、「十日会」と「党風刷新連盟」、のち「紀尾井会」に分裂した岸派を糾合して福田派(清和会)を形成、ハト派的な主流派に対して憲法改正などタカ派的政策を掲げて対抗し、中曽根派、三木派など中間派を交えて、激しい抗争を数次にわたって繰り広げた。

2009年現在では保守傍流の流れを汲む清和政策研究会町村派)が党内第1派閥となり、森派(現:町村派)出身である小泉純一郎首相の長期政権の影響もあり、自民党内において本流・傍流の色分けはほとんど無意味であり、もはや保守本流という言葉は実体を伴わない死語と化している。平成研究会復権や、宏池会系の統合(大宏池会構想)に向けて気勢を上げる合言葉として思い出したように持ち出される程度である。また、傍流とされる清和会のサイトの挨拶にも自ら「保守本流」を名乗る表現も見られる。


個人的には上記のWikipediaの記述にも異論があり、旧田中派は「保守本流」には含まないのが一般的だと思う。たとえば小沢一郎を形容するのに「保守本流」という表現が使われた例を私は知らない。「保守本流」といえば現在では宏池会を指すはずだ。だが、現自民党総裁谷垣禎一の言動は「保守本流」の精神からかけ離れている。加藤紘一が最後の「保守本流」の政治家だと私は認識している。

そんなわけで、安倍晋三を「保守本流」と呼ぶのは、上記引用文の赤字ボールドで示した清和会による僭称を認めるも同然であって、強く抗議します(笑)。安倍晋三なんて保守傍流もいいところ、橋下徹とくっつくのがお似合いなんですよ。

早く維新に逝け逝け、安倍晋三(爆)