http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120913/elc12091314580000-n1.htm
「選挙目当て」と橋下新党批判 森田千葉県知事
千葉県の森田健作知事は１３日の定例記者会見で、橋下徹大阪市長の新党「日本維新の会」について「どういう人が集まっているのか。選挙目当てじゃないか」と批判した。
「維新の会と同じ考えだという人の中には、今までの行動が全く違う人もいる。（次期衆院選では）一時的な感情ではなく、しっかり見て投票しなければならない」とも述べた。
（MSN産経ニュース 2012.9.13 14:57）
「お前が言うな」としか思えないが、確かに森田健作の言う通り、「維新の会と同じ考えだという人の中には、今までの行動が全く違う人もいる」。鳩山由紀夫の手羽先・松野頼久などその最たるもので、「TPPを慎重に考える会」の言い出しっぺでありながら「TPP推進」の橋下新党「日本維新の怪」入りした。「TPP」など松野にとっては政争の具にしか過ぎなかったことを露呈したものだろう。
橋下と「考えが同じ」というと、反射的に連想されるのが小沢一郎だ。小沢新党「国民の生活が第一」は選挙公約に「TPP慎重論」を掲げるらしいが、小沢一郎もまた、松野頼久と「同じ穴の狢」であることは明白だ。単に「TPP慎重論」というだけなら、安倍晋三の自民党総裁選の公約にも含まれている。
しかし、森田健作が橋下を批判するとは意外だった。というのは、2009年3月に森田健作が千葉県知事選に当選した時、大阪府知事だった橋下はこれを歓迎するコメントを出していたのだ。
その後橋下は森田健作と疎遠になっていたのか。知らなかった。まあ河村たかしの例もあるから驚きはしないが。
千葉県知事選は来年（2013年）春に行われるが、この分では維新が候補者を立てそうだな。まさか、前回の知事選で惨敗した超絶ネオリベ女の白石真澄が「維新推薦」で「再チャレンジ」するんじゃあるまいな。そういや白石って最近テレビで見かけないような気がする。
