kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「比例区削減」に固執する民主党・生活・「維新の怪」に呆れ返る

昨日は日記を書く気にならなかったので更新をお休みした。今日も朝日新聞4面には下記記事をはじめ、ろくなのがない。


http://www.asahi.com/politics/update/1107/OSK201211070003.html

日本維新の会石原新党に合流呼びかけへ


 日本維新の会(代表・橋下徹大阪市長)は、石原慎太郎東京都知事たちあがれ日本を母体に結成する新党に対し、日本維新への合流を呼びかける方針を決めた。維新、たちあがれ両党幹部が東京で9日に連携をめぐる政策協議をする際、「政策の一致」が必要との立場から、たちあがれ側に打診するという。

 橋下氏らは次期衆院選を見据え、知名度が高く、信頼関係を築いてきた石原氏個人との連携には踏み切りたい考え。一方、平沼赳夫代表らたちあがれ所属議員に対しては、原発憲法などの政策や理念の違いを挙げて、「カラーが違う」と、新党との連携には慎重な姿勢を示している。

 ただ、石原氏は3日、京都市内で橋下氏と会談した際、政策の違いを乗り越えての連携を求めた。このため維新側も「考え方が違っても、議論して多数決で決まったことには従っていく」(橋下氏)との方針を打ち出し、石原氏やたちあがれ側も同意した。

朝日新聞デジタル 2012年11月7日7時48分)


上記記事はあほらしいので論評しない。

同じ4面掲載記事では、前原誠司安倍晋三に対して「同じ保守の政治家としてシンパシーを感じる」と「評価」していたらしいことにも呆れた。但し、前原誠司は自らを「保守」と規定する率直さだけは評価できる。極右政治家が次々と表舞台に現れたのを見て「中道」を掲げる民主党は、戦術としては当然だろうとは思うけれども、あまりにもせこいし、党の実態からはかけ離れていると思うからだ。


しかし、今朝の朝日4面で一番いただけなかったのは、民主党が「0増5減・40削減」、つまり比例区の定数削減に固執しているという記事だ。民主党もそうだが、小沢新党「国民の生活が第一」と「日本維新の怪」も、比例区定数削減と同時決着を主張している。

これらの政党は、いずれも比例区の定数削減で打撃をこうむるはずの政党だと私は思っているのだが、それでもドグマからは離れられないらしい。「惰性」とは恐ろしいものだとつくづく思う。政治とは、やはり「既成事実を積み重ねていく」ものらしい。