kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

きな臭さ増す園田隆二一派の暴力事件。自民党・橋本聖子が介入の動き

女子柔道・園田隆二一派の暴力事件が、きな臭さを増してきた。


http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20130206-OYT1T00027.htm

園田前監督「余計なこと言ったな」、選手どう喝


 女子選手への暴力行為で辞任した園田隆二・全日本女子前監督(39)が、全日本柔道連盟全柔連)の調査に暴行を認めた後の昨年10月下旬、海外遠征先で、最初に被害を訴えた選手を「余計なことを言いふらしているらしいな」などと、どう喝していたことが5日、明らかになった。

 15人連名による集団告発にはこうした背景があった。

 全柔連などによると、昨年9月下旬、1選手が実名で園田前監督の暴力行為を通報し、10月上旬に連盟幹部が事情を聞いた。前監督は大筋で通報内容を認めたが、10月下旬にブラジルで行われた国際大会に遠征した際、この選手を口頭で厳しく責め立てたという。

 以前から園田前監督ら強化体制に不満を持っていた選手たちは、この話を伝え聞き、謝罪もせずに高圧的な態度を取る前監督への怒りを増幅させたという。全柔連は11月10日までに前監督に始末書を出させて沈静化を図ったが収まらず、選手たちは翌11日付で告発文書を作り、日本オリンピック委員会(JOC)に提出した。

 選手側の代理人弁護士は、「現在、JOCなどが調査中なので詳細は控えるが、一連の流れについてもしっかり調べてもらえると思っている」としている。

(2013年2月6日07時46分 読売新聞)


この騒動に、あろうことか権力、すなわち政権与党の自民党が、園田一派側に肩入れする形での介入の構えを見せている。


橋本聖子氏「告発選手名の公表を」 - 柔道ニュース : nikkansports.com

橋本聖子氏「告発選手名の公表を」


 自民党橋本聖子参院政審会長は6日午前、柔道女子日本代表での暴力問題を告発した選手15人の名前は公表されるべきだとの認識を示した。党参院議員総会で「長年のいろいろな問題を訴えることには非常に大きな責任がある。選手一人一人が理解しなければいけない」と述べた。

 橋本氏は日本オリンピック委員会(JOC)理事で、選手の聞き取り調査をするためにJOCが設置した「緊急調査対策プロジェクト」のメンバーを務める。

 総会では「プライバシーを守ってもらいながらヒアリングをしてもらいたいというのは、決していいことでない」と指摘。「あまりにも選手のプライバシーを守ろうとする観点から、15人の選手が表に出ていないことをどう判断するか。非常に大きな問題だ」と語った。

 5日の自民党スポーツ立国調査会の会合でも、調査がしくにい点などを理由に告発選手名の公表を求める声が出ていた。

(日刊スポーツ 2013年2月6日12時20分)


先日、ある週刊誌を読んでいたら当の橋本聖子の名前が出てきた。その記事が信頼できるかどうかは全く不明だが、仮に記事に幾分かの真実が含まれているとすると、この件で告発した柔道女子選手15人の思うような結果になったら、橋本がアマチュアスポーツ界で権力の頂点に登りつめるためには具合の悪い事態が生じることになるかもしれない。


http://www.47news.jp/CN/201302/CN2013020601001518.html

告発15選手の名前公表検討 柔道暴力問題で弁護士


 柔道女子日本代表での暴力行為などを告発した選手15人の代理人、辻口信良弁護士は6日、「ずっと匿名でいくのは理屈の上でおかしいのは分かっている。彼女たちと名前を公表するか再協議し、考えないといけない」と名前の公表を検討する考えを示した。

 日本オリンピック委員会(JOC)女性スポーツ専門部会長を務める柔道元世界女王の山口香氏は「選手が守られることが担保されるのであれば公表もありだと思う」とした上で、「15人には現役選手が多く、今後の競技生活に影響を及ぼすこともある。現状では時期尚早だと思う」との見解を示した。

2013/02/06 14:56 共同通信


現段階での実名の公表は間違いなく選手たちの不利益を招く。公表はすべきでない。