kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

全柔連・上村春樹、辞意表明も時期示さず、谷亮子と橋本聖子を理事に(呆)

朝日朝刊(6/25)1面左側に載っている記事。


http://www.asahi.com/sports/update/0624/TKY201306240215.html

全柔連の上村会長「辞任する」 時期は示さず


 全日本柔道連盟上村春樹会長(62)は24日、「改革のめどがついたら会長職を辞する」と表明した。指導者の暴力問題が発覚して5カ月、一連の不祥事で上村会長が「辞任する」としたのは初めて。「組織の管理者として責任がある」と理由を説明した。時期については「あと4、5カ月」としたが、「(定例理事会のある)10月が一つのめど」と語るにとどめ、はっきり示さなかった。当面、会長を続けることには批判の声もある。

 東京・講道館内で開いた臨時理事会で各理事に意向を伝えた後、記者会見で明らかにした。

 全柔連は、21日に助成金について調査した第三者委員会から「ガバナンス(組織統治)の欠如」などと厳しく指摘された。上村会長は「よかれと思ってやっていたことが間違っていた。(ガバナンスを)つくってこられなかったことを反省している」と語った。

 すぐ辞任しないことについては「改革を軌道に乗せ、次の体制にスムーズにつなげなければいけない」と説明し、「途中で投げ出すのは無責任。国民の皆さんに納得していただけるような改革をしていきたい」と力を込めた。

 しかし、柔道界内からは「10月に本当に辞めるか分からない」(強豪大学監督)との指摘も上がっている。

 会長が辞任する際は、副会長2人と専務理事、事務局長の執行部も全員退任するという。

 臨時理事会では、第三者委から問題があるとされた助成金6055万円を日本スポーツ振興センター(JSC)に返納することも決めた。現在23人いる理事には、新たに女性理事と外部理事を加えることにし、五輪金メダリストの谷亮子参院議員や橋本聖子日本スケート連盟会長(参院議員)ら5人を25日の評議員会に推薦することも決めた。

 上村会長は1976年モントリオール五輪無差別級金メダリストで、88年ソウル、92年バルセロナ五輪で男子代表監督を務めた。全柔連強化委員長、専務理事などを歴任し、2009年に第5代講道館長と全柔連会長に就任した。

 柔道界では1月に、15人の女子選手が前日本女子代表監督らの暴力を訴え出た。その後、全柔連の強化委員会が指導者から助成金の一部を徴収して飲食費などに流用していたことなどが発覚。執行部の対応も不適切で、批判が高まっていた。上村会長は4月末の記者会見で「近いうちに進退を明らかにしたい」と語ったが、今月11日の理事会では「改革をやり切りたい」と続投を表明していた。

朝日新聞デジタル 2013年6月24日23時15分)


山口香氏によると、上村春樹はとんでもなく独裁的な人物らしい。



本件に関する山口氏のコメント。

山口香氏、上村会長辞意に「遅すぎた」 - 柔道ニュース : nikkansports.com

山口香氏、上村会長辞意に「遅すぎた」


 全日本柔道連盟上村春樹会長が10月にも辞任すると表明したことで、女子日本代表指導陣の暴力行為告発を支えた元世界女王の山口香氏は24日、「時期が遅すぎた。暴力問題の時に辞めるべきだった」と述べた。

 組織改革にこだわる上村会長については「自分たちが壊したものを改革するなんて絶対に無理。会長が今やることは改革ではなく、次の体制への速やかな引き継ぎでしょう」と指摘。初の女性理事に谷亮子氏ら3人が入ったことには「大きな転換期を迎えたことは喜ぶべきだ。だが3人にはまず『この体制では理事をやりません』と言ってほしい。それが新風になる」と鋭い口調で話した。

(日刊スポーツ 2013年6月25日6時16分)


だが谷亮子は元柔道監督・園田隆二を全力で擁護した人間だし、橋本聖子園田隆二を告発した15選手の実名公表を求めた人物だ。


谷と橋本はいかにも上村というか全柔連に選ばれそうな人間だというのが私の感想。柔道指導者たちの体質が改まりそうにもないことは火を見るよりも明らかだ。