数字から東京都議選の結果を考える(江川紹子) - 個人 - Yahoo!ニュース より。
ネット上では熱心な支持者たちの発言が目立つ生活の党だが、今回の都議選に３人の候補を立てたものの、得票数はわずか9,563票。初日の出陣式に党首の小沢氏が駆けつけた板橋区でも、得票数4,977票で、得票率はわずか2.6％。驚くべき、と言いたくなるほどの存在感のなさである。
このセンテンスが含まれる江川紹子の記事の末尾に、こんな但し書きがついている。
注：最初の原稿で、みんなの党と生活の党について、候補者数が少ないのに総得票数や得票率を比較をするなどの記述をした点は適切ではなく、その部分を書き改めました。
さすがは「小沢信者」、ネットに流布する記事にも目を光らせ、教祖や「生活の党」に少しでも不利な記述があると、早速著者に抗議に及ぶらしい。それもあってかどうか、かつて「小沢信者」の範疇に入っていたと思われる江川紹子も、今では「ネット上では熱心な支持者たちの発言が目立つ生活の党」などと他人事みたいな書き方をするようになった。
ところで、このところずっと私が不思議に思っているのは、東京都議選に生活の党が3人しか候補を立てなかったことについて論じる「小沢信者」がほとんど見当たらないことだ。
現在アクティブな「小沢信者」ブログとしては、植草一秀ら著名人によるものを除くと、『かっちの言い分』、『晴天とら日和』あたりが代表格だと思うが、前者はこの件を完全スルー、後者もブログ記事には何もなく、こんなのんきなTwitterが見出されるのみだった。
https://twitter.com/toracyan06/statuses/349056720426917888
とらちゃん
@toracyan06
へぇ〜？生活の党の都議会選の獲得票数は ９５６３票しかなかったんだね。共産党にって思われた方が圧倒的だったというわけか、。。。
2013年6月23日 - 23:49
この人はおそらく、都議選に生活の党が3選挙区に1人ずつ、計3人の候補しか立てなかったことさえご存じないのだろうと思った。「共産党に」も何も、大部分の選挙区では「生活の党」の選択肢は存在しなかったのである。
「小沢信者」っていったい何を考えてるんだろうか？
