毎度おなじみではあるが、橋下の二枚舌には呆れ返る。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130827/stt13082717360003-n1.htm
維新・橋下氏、「はだしのゲン」で朝毎を批判 「教委の独立性否定」
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は27日、松江市教育委員会による漫画「はだしのゲン」の閲覧制限撤回に関連し、社説で「撤回」を求めた朝日新聞と毎日新聞を名指しし、「メディアが騒いで教委の決定を覆した。教委の独立性を完全に脅かした。独立性はいらないと言ったに等しい」と批判した。市役所で記者団に語った。
教委側に対しても「だらしない。独立性を自ら放棄したようなもの。判断に自信があるなら、朝日新聞や毎日新聞に言われようが、『教育的判断だ』といえばいい」と苦言を呈した。教委の独立性に関する自らの見解については「完全独立性はよくない。民意をある程度反映させなければならない」と述べた。
(MSN産経ニュース 2013.8.27 17:35)
記事の前半で橋下は「朝日と毎日が(松江市)教育委員会の独立性を完全に脅かした」と言いながら、後半では「(教委の)完全独立性はよくない」と言ったことになっている。普通の人間には思いも及ばない支離滅裂な発言だが、それもそのはず、橋下は昨年10月11日にこんなTwitterを発信していたのだ。
https://twitter.com/t_ishin/status/256420697876865024
橋下徹
@t_ishin
いずれにせよ、今の日本の教育委員会制度は絶対に正しい!首長の一定の関与は不当な政治介入だ!という論理は、何も生まない現状維持の論。現在の教育委員会制度を廃止し、一から理想の教育行政を作る必要がある。つぎはぎだらけの制度改正はもう止めるべきだ。
2012年10月11日 - 8:47
今日の橋下の発言は、「お前が言うな」の一言で片付けられるべき妄言であろう。