藤原紀香が「秘密保全法」への危機感 ブログでの勇気ある発言をたたえたい(水島宏明) - 個人 - Yahoo!ニュース より。
藤原紀香が「秘密保全法」への危機感 ブログでの勇気ある発言をたたえたい
水島宏明 | 法政大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクター
2013年9月14日 7時31分
安倍政権が制定を意図する「秘密保全法」。これには、報道各社や日弁連などから反対の声が上がっている。
原発の汚染水が毎日、海に垂れ流されている状態だとしても、首相が「(福島第一原発の汚染水は)0.3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされている」などと平気でウソをつくのが政府というものだ。
だから、政府自身が何が「秘密」かを決めるという「秘密保全法案」には反対だ。
報道機関が報道できる範囲が狭まり、ますます権力側のやりたい放題になってしまう。
マスコミ各社もこぞって反対しているが、残念ながら国民の危機感や、問題への関心は高いとはいえないのが実態だ。
「法律のことなんかよく分からないや」
というのが多く国民の感想だろう。
そんななかで、タレントの藤原紀香さんが自身のブログで、政府が進める「秘密保全法」への危機感を表明した。
http://www.norika.ne.jp/cgi-bin/spdiary-j.cgi?id=7&file=201309
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みなさん、「秘密保全法」 って知っていましたか? 知らない人が多いので、今日はダイアリーに書いてみます♪ http これは以前、漁船衝突事件の映像を海上保安官がネットにアップして秘密漏洩した件などをきっかけに防止策として進んでいるものですが。。。 実は、日経や朝日など各新聞の社説でも、これがこのまま通ると大変なことになると書かれており、もしその可能性があるとしたら、国民の一人としていかがなものかと心配しています
出典:藤原紀香オフィシャルブログ
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とても分かりやすい言葉で、自分の考えをきっちり書いている。(後略)
悪いが俺は藤原紀香なんか全く信用しない。6年前、「護憲派」との触れ込みで、藤原紀香がリベラル・左派ブログからの応援を受けたことがあったが、あろうことか藤原は東京都知事選で石原慎太郎を応援したからである。執念深い私はそのことが忘れられないので、藤原紀香の政治的発言など一切評価しない。いっとき、傾聴に値するかの意見発信をしても、最後には必ず裏切る人間、それが藤原紀香だと思っている。石原を応援したことが誤りだったと認めた事実があるなら以上の評価を覆しても良いが、そんなことを藤原は絶対に言ってないはずだ。
当時、藤原紀香に失望を表明された方のブログ記事を挙げておく。
さよなら藤原紀香: 大津留公彦のブログ2(2007年3月31日)より
さよなら藤原紀香
藤原紀香さんは東京都知事選で石原慎太郎のビラに登場するという。
「音楽・芸術・文化を大切にする石原さん期待してます」と、石原氏が主張する「世界に向けた文化の発信」の観点から、「石原さんしかいない」と訴えているという。
紀香さんが護憲の統一候補にいいと思い、自民党の候補としての名前が出たときには出ないように説得するメールを送った。
私の昨年夏の週刊誌の記事(井上ひさしと藤原紀香の憲法対談)の紹介記事をきっかけにmixiには藤原紀香を政界に押し出し会もできた。
今回この名前を出したことには事務所の思惑もあったろう。
しかし「憲法を命がけで破る」と公言する人間であることを紀香さんが知らないわけはない。
紀香のイメージダウンははなはだしい。
石原陣営から得たプラスよりも私達の期待を裏切ったマイナスの方がはるかに大きいと思います。
もう紀香を政界に送る気はない。
私のプロフィールの「最も好きな女優」からも外します。
紀香さようなら
さようなら紀香
(後略)