kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「軍事国家になるべきだ」と発言した石原慎太郎に妙に同情的なやまもといちろうの方が橋下よりももっと歯切れが悪い

やまもといちろうというのはいわゆる「アルファブロガー」らしいが、この人のブログ記事に感心したことはほとんどない。

下記の記事など実にひどいものである。


石原慎太郎閣下が凄いことを仰っているわけですが: やまもといちろうBLOG(ブログ)

 朝日新聞が退院した石原さんにインタビューした内容のタイトルが「軍事国家になるべきだ」だったので、まさかそんなことはないだろうと本紙を確認するとちゃんとそう言っていて驚いているわけです。

橋下君を首相にしたい 軍事国家になるべきだ 石原慎太郎氏インタビュー
http://www.asahi.com/shimen/articles/TKY201304040704.html


 まあ、石原さんが政治家として持っている問題意識や危機感について、言わんとすることは理解するんですけどね。ただ、表現が非常に不穏でどうもなあ、と思うわけです。常識的に考えれば、石原さんを共同代表に迎え入れて得られるメリットよりも、しょっぱい発言の巻き添えを喰って有権者に幻滅され全国的な支持拡大の勢いを失うリスクのほうが大きいと思うわけなんですけれども、橋下徹さん自体が石原さんを「自分の理解者」と思っているようなので舵取りがむつかしいんでしょうねえ。珍しく、橋下さんの歯切れが石原さんに対しては鈍いのも、分からんでもありません。(後略)


こいつなんでこんなに石原に甘いんだ? 「珍しく、橋下さんの歯切れが石原さんに対しては鈍い」なんて書いてるけど、その橋下よりもよっぽどあんたの文章の方が歯切れが悪いじゃん。なんだこいつ。

なお私は石原の「軍事国家になるべきだ」との発言には全く驚かなかった。これっていつもの発言じゃん。橋下がこうした石原発言を容認、というよりも積極的に肯定してきたのも、何も今に始まった話じゃない。