ついに前原誠司が本音を炸裂させた。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2014060700144
橋下氏と合流「１００％」＝「海江田氏は努力足りぬ」−前原氏
民主党の前原誠司元外相は７日、読売テレビの番組で、日本維新の会を分党して新党を結成する橋下徹共同代表との将来的な合流について「（確率は）１００％」と述べ、強い意欲を示した。「民主党は今のままでは国民の期待は戻ってこない。大きな家で野党再編をまとめるという意志を持たなければならない」とも語った。
前原氏はこの後、大阪市内で記者団に対し、野党再編に慎重な民主党の海江田万里代表について「野党の遠心力を求心力に変えていく努力が足りない」と批判。海江田氏が昨年７月の参院選惨敗に際し「目に見える成果」を１年後に出せなければ代表を退く意向を示したことを踏まえ、「（成果を）しっかり総括しなければならない」と語った。
（時事通信 2014/06/07-10:51）
昨年からマスメディアの政界屋が「2014年秋の新党結成で話が決まっている」と言っていた通り、維新の怪・橋下一派、結いの党（元「みんなの党」橋下派）、民主党前原・細野一派（民主党橋下派）が新党を結成することはもはや確実だ。
ここで注意しておきたいのは、橋下徹も前原誠司も集団的自衛権の政府解釈変更賛成派だということだ。つまり、同じ政党にいるだけあって、石原慎太郎と橋下徹の政策は「自主憲法制定」か「憲法改正」かの違いがあるだけで、それ以外はほとんど変わらないのである。ついでに書くと集団的自衛権の政府解釈変更は小沢一郎の年来の持論であり、小沢は今もそのスタンスを変えていない。橋下と前原は新党に小沢も入れてやれば良いだろう（笑）
いずれにせよ、こういった「野党の右翼的再編」が、安倍晋三をして公明党に対して強圧的な態度に出させているのではないか。公明党なんかいつでも切り捨てて石原、橋下（前原）両新党と連立を組み替えたって良いんだよ、ってところだろう。
もちろん安倍晋三は本当に公明党を連立から切り捨てるつもりはなく、数の圧力によって公明党の政策を変えさせようとしているのである。
