衆議院が解散されたが、生活の党の小沢一郎は、自党の議員が他党へ移籍することを容認したという。
生活・小沢氏、所属議員に「生き残れる道選べ」 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
生活・小沢氏、所属議員に「生き残れる道選べ」
「みんなの好きなようにしなさい。生き残れるような道を選びなさい」生活の党の小沢代表は、党所属議員を集め、他党から衆院選に立候補することを容認した。
20日に民主党への復党の意向が明らかになった鈴木克昌幹事長と小宮山泰子国会対策委員長のほか、複数の前議員も民主党や維新の党からの出馬を検討している。民主党が消費税率の10%への引き上げ先送りを表明したことも、こうした動きを後押ししている。小沢氏ら残る5人の衆院議員は、引き続き生活の党から出馬する見通しだ。
鈴木、小宮山両氏は、民主党時代から小沢氏を支え、2012年の社会保障・税一体改革関連法の採決でも造反し、政治行動を共にしてきた側近だ。その2人が同時に離れる事態は、小沢氏の政治力、求心力の低下を表すものだとの見方がある。
(読売新聞 2014年11月21日 16時48分)
さしもの小沢一郎も、もう政治人生の幕引きを意識しているようだ。「民主党や維新の党からの出馬を検討している」という「複数の前議員」と記事にあるが、これはおそらく衆議院が解散された現時点では「複数の元議員」と表記されるべき、一昨年の衆院選で落選した人たちを指すのだろう。
一昨年の落選組というと、三宅雪子だの山岡賢次だの、オスプレイを大絶賛した東祥三だのの名前が思い出されるが、彼らは果たして今回の衆院選に出馬するのだろうか。