kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

自民党総裁選、「野田聖子出馬、推薦人確保に目処」ってほんまかいな

何やら野田聖子自民党総裁選出馬説が流れているようだが、軽くネット検索をかけたところ、日刊スポーツの記事が引っかかっただけだった。

http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1533527.html

政界地獄耳

政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

2015年9月5日11時9分 紙面から
野田聖子氏出馬へ、急転推薦人にメド

 ★4日、ここにきて任期満了に伴う自民党総裁選(8日告示、20日投開票)が騒がしくなってきた。すべての派閥が首相・安倍晋三支持を表明し、意欲を見せていた前総務会長・野田聖子は総裁選の立候補に必要な20人を用意できないとされてきたが、元参院副議長・尾辻秀久が「総裁選はやるべき」と推薦人になる意向を固めるなど、どうやらそのめどが立ったようだ。

 ★安倍は当初から再選に自信を見せており、安保法制を審議する今国会を今月いっぱいまで延長するなど、総裁選が法案審議に影響することを承知の上で政治日程を組んでいた。当然、その計画は総裁選が行われることで頓挫する。1つは選挙が行われることで遊説日程などを組んだり、演説会などが必要となること、総理・総裁でなくなるかもしれない安倍がその間、安保法制審議を進めようとしても野党が、安倍の正当性を問えば審議は中断するなど、法案審議は重大な局面を迎える可能性がある。

 ★この動きはひとえに、国会を取り囲んだ国民の安保法制反対の声を自民党議員が聞き及んだからと言えよう。今週に入ってから明らかに党内の潮目が変わった。既に28人ほどが野田支持を固めた模様で、この動きは地滑り的に野田が良いというより、無理筋の安保法制をこのまま進めることへの党内の戸惑いと言えそうだ。また、地方の党員たちが、変質していく自民党への危機感から、安倍体制に対して互角の争いに持ち込めるのではないかとの声もある。

 ★党内には入閣待望組が50人程度、再入閣待望組が50人程度いるといわれており、派閥が安倍支持でまとまったといっても、地元を説得するには対立候補を立てて戦った方が得策と見る向きもある。ここから官邸も巻き返しが始まるだろうが、事態は極めて流動的だ。(K)※敬称略

 ◆安倍首相「無投票再選」のはずが…想定外Wトラック

 8日告示の自民党総裁選(20日投開票)に出馬を模索していた野田聖子前総務会長(55)が、出馬に必要な20人の推薦人確保に、めどを立てつつあることが4日、関係者の話で分かった。野田氏が出馬すれば、安倍晋三首相(60)がもくろむ「無投票再選」が崩れ、安保関連法案の審議や採決に大きく影響する。首相はこの日、自身に近い橋下徹大阪市長の地元・大阪に出向き、民放番組で法案の早期成立を決意表明。党にも、14日の週のできるだけ早い時期の成立を指示した。

 野田氏の動向を受け、総裁選を安倍首相の「無投票再選」で乗り切ろうと想定していた自民党執行部は神経をとがらせている。「選挙戦をせず、安保関連法案の処理に集中したい」(党幹部)ためで、谷垣禎一幹事長も4日の党役員連絡会で「国会の法案審議と(総裁選の)ダブルトラックは、経験がない」と強調。大阪から帰京した首相は党本部で谷垣氏と会談、14日の週に法案を確実に成立させるよう、指示した。

 現状では、党所属議員402人の約7割が属する、党内7派閥が首相を支持し、選挙戦になっても首相の優位は変わらない。ただ、法案の確実な成立を目指して9月27日まで会期を大幅に延長したはずが、大詰めで、考えもしなかった総裁選が重なるのは、まさに「想定外」(関係者)。野党が「首相交代の可能性もある」として、8日以降審議を拒否する可能性もあり、自民参院幹部は「(選挙なら)安保法案が吹っ飛びかねない」と警戒する。

 法案採決の時期は16〜18日とみられ、総裁選投開票日(20日)の直前。野党が審議を拒否する中で「強行採決」に踏み切れば、首相は法案成立と引き換えに大きなダメージを背負う。

 一方野田氏は4日、同僚への支持要請を続けた。1日に「義を見てせざるは、勇無きなり」と意欲を見せて以降、表だった発言は控え、水面下で情勢を見極めているようだ。陣営は、推薦人候補のリスト作成や選挙戦の主張の準備を進めている。野田氏の師で、安保法案に反対する古賀誠自民党幹事長も「誰か出るべきだ」と述べ、若手議員の取り込みを図っている。

(日刊スポーツより)


野田聖子自民党総裁選出馬に意欲を見せていることや、尾辻秀久野田聖子の推薦人になる意向との話は、複数のマスメディアに報道されているが、推薦人確保の目処が立ったという報道はまだ確認できていない。「けして一般紙では読むことができません」というスポーツ紙のコラムが信じられるかどうかは全くわからない。