kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

ドイツ・メルケル・富裕層・金融資本こそ「キリギリス」では?

きまぐれな日々 イギリス国民投票のEU離脱決定が参院選に与える影響(2016年6月27日)のコメント欄より。ここでは素朴な疑問を呈するにとどめる。

http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-1444.html#comment19672

経済。日,米,英,南欧諸国の「キリギリス」兄弟がバブルの宴に踊った挙句の後遺症に苦しむのを尻目に,堅実な経済運営に徹し続けた「アリ」。
レーガン政権時代の米国から「貿易黒字を減らせ」と執拗に要求されたのは,日本もドイツ(当時は西独)も同じだったが,その後の展開は大違い。
日本は「前川リポート」を掲げ,「日米構造協議」「年次改革要望書」に従い,米国のいいなりに巨額の公共投資,金融自由化,市場開放,大店法廃止に踏み切った挙句,バブル狂乱とその崩壊で奈落の底,郊外ロードサイド乱開発とシャッター商店街量産で地域経済は見る影もなくボロボロに。
片やドイツ。無茶な「内需拡大」を断固拒絶し,ブラックマンデーの後も米国の意向に逆らって金融引き締めを断行(日本は超金融緩和の続行でバブルの火に油を注ぐ破目に),金融規制も大型店舗規制も基本的に維持。確かに東西ドイツ統一の財政負担では苦しみ,ITバブルには小踊りしてずっこけ,南欧諸国のバブル景気の折には「欧州の病人」と揶揄され,リーマンショック直後には輸出激減に見舞われもしたが,今や盤石の一人勝ち。華はないが,大コケもしない。

2016.06.28 01:25 品川に今住む住まい庭が無し


ほんとかね。

ドイツ・メルケル・富裕層・金融資本こそ「キリギリス」ではないかと思うけどな。

もちろん、日本の指導層も別種の「キリギリス」なわけだけど。

とりあえず、上記の議論において、「アリ」はどこにも出てこないことだけは確かだ。