kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

トランプ当選でなぜか民進党小沢一派の「木内孝胤」が躁状態に(呆)

ヒラリー・クリントンには私も好感を持たないし、クリントンが嫌なのはわかるけど、だからってトランプはないだろ、と思う。バーニー・サンダース支持者の中には、クリントンとトランプとの比較ならトランプを選ぶと言っていた人たちが少なからずいたそうだが、東京でも、宇都宮健児支持者の中には鳥越俊太郎が勝つくらいなら小池百合子が勝った方が良いと言っていた人たちが、やはり少なからずいた。彼ら、もともとの宇都宮支持者の中には、現在小池百合子に熱狂している愚か者までいる始末だ。

日本の「リベラル」の中にも、クリントンとトランプとの比較ならトランプの方がマシと言っている人間は少なくない。特に「小沢信者」のうちのある種の人たちはそうだ。その大きな要因の一つが、今朝(11/10)の朝日4面の「崩れるTPP 誤算」という見出しからも想像される「トランプがTPPをぶっ壊してくれる」という期待であることはいうまでもない。

また同じ朝日4面の「パリ協定に影響も トランプ氏、否定的な姿勢」の見出しのすぐあとにある文章に、

地球温暖化はでっち上げ」と公言したこともあるトランプ氏

とあるが、これも「小沢信者」たちの大好きな陰謀論だ。世界でこの陰謀論を信奉する勢力として私が思い浮かべるのは、アメリカの共和党支持者及びトランプに代表される共和党の政治家、それに新自由主義者のノビー(池田信夫)と日本の括弧付きの「リベラル」、その中でも「小沢信者」たちだ。アメリカのリベラルは、たとえばクルーグマンなどが米共和党の政治家や同党支持者の「地球温暖化でっち上げ論」を批判しているのが代表的だが、愚かな陰謀論に与する人間などほとんどいない。

そんな中、木内孝胤という民進党内小沢一派の国会議員がトランプ当選に浮かれて躁状態になっているらしい。

燥ぐ木内 - Living, Loving, Thinking, Again(2016年11月9日)より

 ドナルド・トランプ勝っちゃったんだ。「テレビ東京」のブレない姿勢が賞賛されたりもしているらしいのだが、何故か躁状態になって燥いでいる政治家がいるらしい。民進党木内孝胤という政治家;

 瀬谷健介「【米大統領選】トランプ氏の勝利に動揺する世界、の中で「民進党に追い風だ!」のツイート」https://www.buzzfeed.com/kensukeseya/usa-kiuchi-minshin

 「よし、トランプ大統領民進党に追い風だ!」だって。TPPに関して言えば、ヒラリー・クリントンもトランプも言っていたことだ。また、

ブレクジット、米国大統領選挙、都知事選挙新潟県知事選挙。 既成政治に日本のみならず世界中の人が辟易している。 こうした世界の流れをきちんと汲み取ることができれば民進党にとって米国大統領選挙の結果も追い風にできる。何言っているの⁇とかのコメントは理解するが私のは真面目なコメント。


 「既成政治」に対する「辟易」によって、或いはそうしたうんざり感に呑み込まれて、何が選択されたのかを問うことが重要であるわけだ。「既成政治」に対する「辟易」によって80年前の独逸ではナチス政権ができ、50年前の中国では文化大革命が勃発したということを忘れてはならない。近年の日本で小泉純一郎橋下徹をブレイクさせた原動力もそうした「辟易」ではなかったか。

「やっちゃった」アメリカ国民と、その選択に浮かれる「小沢一派」にして「超富裕層」の政治家・木内孝胤

それにしても「きうち」という姓の国会議員にはろくな奴がいない。自民党の極右議員・城内実アメリカ大統領選についてどう思っているのだろうかと、久しぶりにその名前を思い出したが、今や閑古鳥が鳴いているそのブログを見に行く気も起きない今日この頃なのだった。