kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

旧民主だろうが旧維新だろうが東京の民進党はダメダメ

東京の民進党は本当にどうしようもないと改めて感じさせるニュース。東京だけではないかもしれないが。なおこの件を知ったのは14日朝だったが都合により取り上げるのが1日半遅れた。

http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170214/3890081.html

都議会 民進2会派合流へ
02月14日 06時35分

東京都議会にある民進党の2つの会派は、7月の東京都議会議員選挙に向けて、小池知事を支持する姿勢を鮮明にするため、近く合流して1つの会派にまとまります。
新たな会派名には民進党の名前は使わず民進党以外の会派とのさらなる合流も模索することにしています。
民進党に所属する都議会議員は現在18人いますが、旧民主党系の「都議会民進党」の14人と、旧維新の党系の「民進党都議団」の4人の、2つの会派に分かれています。
こうした中、2つの会派は、今月22日からことし最初の都議会定例会が始まるのを前に近く、合流し、1つの会派にまとまることで合意しました。
合流する会派は、7月の都議会議員選挙に向けて、情報公開の徹底や、議員報酬の削減をはじめとする議会改革を打ち出し、小池知事を支持する姿勢を鮮明にするとしています。
また、新たな会派名には民進党の名前は使わず、小池知事が打ち出す「東京大改革」などを使用できないか調整を進めていて、民進党以外の会派とのさらなる合流も模索することにしています。
新たな会派は、57人の最大会派・自民党、22人の第2会派・公明党に次いで都議会の第3会派になる見通しですが、合流に慎重な姿勢を崩していない議員もいることから、現在、第3会派である共産党の17人を上回るかどうかが焦点となります。

NHKニュースより)


旧民主も旧維新もない、ダメな政治勢力。それが東京の民進党

新たな会派名には「小池」か「百合子」でも入れたらどうだ。


下記は同じ日の『広島瀬戸内新聞ニュース』。

民進党は「労働貴族党」から脱却のチャンスだ・・化学総連、自民支持へ : 広島瀬戸内新聞ニュース(社主:さとうしゅういち)(2017年2月14日)

化学総連は自民を支援 次期衆院選 連合離脱、民進離れ加速も(産経新聞) - Yahoo!ニュース


もともと、安倍さんの地元の山口県は、化学工場が多くあります。そして、そこの人たちの票はおそらく安倍さんら自民党候補に流れていたはずです。さもなくば、山口県自民党が圧勝するという構図にはなりません。

民進党はピンチのように見えますがチャンスでもあります。

大手企業の企業内労組以外の人の方が、いまや人口の圧倒的多数です。そちらの支持を固めることを考えた方が良いのです。

民主党のそもそもの政策は、大手企業正社員でない人も救われるような個人主義の色彩が強かったのです。そちらを頑張った方がいいのではないか?

自民党政治(安倍政治も含む)は、お父さんが大手企業の正社員でありさえすれば、住宅や医療や教育も安泰。しかし、そうでないと悲惨、という体制でした。

そこからの脱却を野党連合は打ち出せば良いのです。
ただし、脱却の仕方は、小泉純一郎さん、橋下徹さんのような、「富裕層以外みんなで貧しくなる」ようなやり方ではなく、個人に着目したセーフティネットにしていくことです。

それにしても、化学総連が支持団体につくことで、自民党は、これにより、「バンカラ(田舎)色」がますます強まりますね。

安倍さんはそもそも、官僚の天下りにも甘い。橋下さんみたいに公務員を叩くわけではない。

従って、安倍総理労働貴族(連合幹部)は非常に相性が良い。

この点に限っては、小泉純一郎さん、橋下徹さんとは「正反対」です。

トランプが「労働者の党に共和党をする」というが、自民党も、「労働貴族+田舎お金持ちの党」になるということです。

小池新党がおそらく、「都会のグローバル・インテリ党(日本版ヒラリー・クリントン)」。

それに対して野党+市民共闘が「圧倒的多数の労働者勢力」として、対抗する構図になればわかりやすいと思います。

ただし、野党が、労組の支持を失ったあげくに、「グローバルインテリ」党にすり寄るようなことではこまります。


常に悪い方の選択肢を選ぶ政党、それが民進党か。