kojitakenの日記

古寺多見(kojitaken)の日記・はてなブログ版

「小池百合子応援」でネトウヨと共闘する民進党・TBS・都会保守(=「リベラル」)

小池百合子を批判したり罵倒したり、小池を応援する人士やメディアや小池にすり寄る政治家や政党を批判したりする記事は、さすがに小池の支持率がバカ高いだけあってか、書いても他の記事よりアクセス数も賛同者も少ない。それでも書く。

今朝、下記ネトウヨTwitterをみつけた。


「潰せテレ朝TBS・負けるなMX!」と名乗るこのネトウヨのプロフィールはなかなか興味深い。

大阪市南部在住。安倍自民党は支持するが大阪府連や東京都連ら左寄り且つ既得権益派の古い痔眠倒は不支持。朝日新聞・テレ朝や毎日新聞・TBSの反日偏向や関西の左派の強さを嘆く。『フジ叩いてテレ朝TBS叩かず』な台場デモ肯定派の酷使様はお断り(但し準キー局関西テレビは左寄りで反フジなので嫌い)。遠く大阪から小池都知事応援!


これを箇条書きにして、このネトウヨ民進党・TBS・「リベラル」(=都会保守)の嗜好と一致するものを○、不一致を×、中間または不明を△と書くと下記のようなところか。


つまり、ネトウヨ「潰せテレ朝TBS・負けるなMX!」と民進党・TBS・都会保守は、こと東京都政に関してはみごとにスタンスが一致する。「『右』も『左』もない。オレは『小池百合子支持』だ。打倒・都議会自民のドン!」ってわけだ。ドンさんは別に打倒しなくても勝手に引退しちゃうみたいだけどね。

例によって『広島瀬戸内新聞ニュース』より。

2018年2月現在の思想状況・・安倍に腰が引けつつトランプは批判、「クリントン小池」絶賛のマスコミ : 広島瀬戸内新聞ニュース(社主:さとうしゅういち)(2017年2月18日)

2018年2月18日現在の状況は以下です。

  1. ブルジョワマスコミ(大手マスコミ)の立ち位置は、「ポストモダニズム」(ネトウヨが呼ぶところの「新自由主義パヨク」)である。国内では小泉純一郎小池百合子民進党右派や、メルケル、ブレア、クリントンに近い。
  2. マスコミは、同じポストモダニズム小池百合子東京都知事を熱狂的に絶賛する一方で、トランプ大統領には批判的である。
  3. 他方、日本の大手マスコミは、トランプとほぼ同じ立ち位置の安倍晋三さんには、腰が引けている。やはり、「遠くのものは批判できても近くのものには及び腰」ということだろう。
  4. 連合傘下の労働貴族は急速に安倍晋三にすり寄っている。これは、アメリカのラストベルトの労働組合幹部も含めた白人労働者がトランプにすり寄ったのと似ている。→
    民進党は「労働貴族党」から脱却のチャンスだ・・化学総連、自民支持へ
  5. 民進党は小池にすり寄るも、疎んぜられている。同じ「ポストモダニズム」仲間でも、「悪印象」がある民進党とは組みたくないという思いがある。→「トランプ安倍」への対抗策は「クリントン小池」に抱きつくしかないのですか?東京民進党・・新会派名は「東京改革議員団」
    ※本当は、小池さんも日本新党ご出身と言うことで、根は民主党ポストモダン派と一緒なのだが、自民党を経由したために、イメージがロンダリングされていると言うことだろう。
  6. マスコミは、安倍にへりくだりつつ、小池も応援する構図。これに対して、左上の「多様性尊重」&再分配重視の領域を、市民・労働者が強めていかなければならない。ただ、「左上」領域の活動家や議員内部にも動揺が有り、トランプにすがったり、小池にすがったりと、混乱が見られる。
  7. なお、世界的には、右上の「ポストモダニズム」が、下側(国家主義)と左上(新しい左派)の挟撃でフルボッコにされつつある。


赤字ボールド部分には爆笑してしまった。確かに、それだけの違いしかない。小池百合子民進右派との間には。
青字ボールド部分には、本当にそうだよなあと思う。
桃色字ボールドの部分には、困ったものだとしかいいようがない。